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ニュージーランドで子育てる

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ロックダウンのさなか、2020年5月に爆誕した息子の育児日記です。ニュージーランドでの子育て、父親としての子育て、海外で家族を作ること。様々な視点を盛り込んでいけたらと思います。… もっと読む
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出産後、妻は女王になり、私はゲリラになった。

身重の妻と暮らしているうちに国がロックダウンになり、毎日一緒に散歩に行くようになった。 冬でも青い西洋芝の公園をぐるりと周り、紅葉した桜を見ながら歩いていると、色々な話が出てくる。会社が潰れるんじゃないかとか、noteでどうやったら小遣い稼げるんだろとか、あとはもちろん、子供が産まれた後の話とか。 思うに、夫婦間でこうやって何気ないコミュニケーションをどれだけ散りばめているかは、子供が産まれた後の生活で発生する問題解決に、決定的な役割を果たすと思う。 NZの産休・育休制

NZからAUSに引っ越した その4

国を跨いだ転職と引越しすることが決まった瞬間に、やるべきタスクを洗い出した。 持ち家を賃貸に出す手続きローン返済中の持ち家は、そのまま賃貸に出すことにした。売却もオプションだが、時間がないのとクライストチャーチのマーケットはそんなに高くないので、そのまま持つことに。賃貸に出すには、トレードミーというヤフオクみたいなウェブサイトに賃貸情報を出すか、不動産屋にやってもらうか。 賃貸に際し、プロパティマネジャーなるレントの取り立てから家の管理を全てやってくれる職業がある。大体は

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パンデミック後の初休暇は

息子が保育園で新型コロナ陽性になりました。親もかかりました。

先々週の土曜日、2歳目前の息子が咳と鼻水の症状を出すようになったので、自宅にあったRAT(抗原検査)キットで検査してみたら CとTの両方にばっちりと線が見えてしまった。あちゃー。とはいえ、時間の問題かなと思っていたところだ。 NZの現在のCOVID-対策ウイルスが到着した当初から、ロックダウンの強行など、諸外国に比べて強い隔離措置を実施してきたニュージーランドだが、現在は状況が一変している。一言で言えば、ワクチンの2回接種率が国民の9割を超えたので、まん延を黙認している。

ニュージーランドでの正月は、元旦からMTBざんまいでした

2022年の元旦は、庭の芝刈りの予定でしたが、あまりにも天気が良すぎて自転車で遊びに行ってきました。 今まではコンパクトカー2台体制でしたが、こういうのがやりたくて、実は車を新調したんです。車の後ろにヒッチ(こちらではTow barという)をつけて、そこに「前に倣え」をしたカカシみたいな形のキャリアを立てて自転車をつるします。 最初は自転車がぐらつかないように、かつ、どこにも無理な力がかからないようにするのに試行錯誤かなりおっかなびっくりでしたが、今では慣れてきました。

Ashの でえく(DIY)作品集(その9) 5分で庭に砂場を作る方法

おろしたての真っ白な服を泥だらけにしているのを目撃するたびに、私は大笑いします。息子はよっぽど泥遊びや砂遊びが好きとみえます。 家の庭に砂場があれば楽しいだろうなといつも思っていたのですが、砂場を自作するのはけっこう大掛かりですし、雨が降ったり猫が糞を落としていったりとメンテナンスも面倒そうで二の足を踏んでいました。最近は木材の値段が高騰していて、DIYしても決して安くすむとは限りません。 ところが先日、これを払拭する素晴らしいアイディアを見つけました。 安いテントを買

育児に忙しいとーちゃんに最適な趣味とは

今年、約3年ぶりに仕事と自宅が同じ町になって、自宅に帰ってこられる機会が増えたので、ちょっくら「趣味」ってもんをみつけてみようと思い、このところ色々と調べていました。昔やっていた趣味を思い出しながら、仕事のスケジュールが不規則なとーちゃんには何がいいかを考えてみました。 サッカー日本にいるとき、最も長くやっていたのがサッカーです。 スポ少から高校の部活、社会人になってからも度々フットサルや屋内サッカーをやっていました。才能には乏しいですが、ボールを蹴るのは好きです。ニュー

保育園には行きたいし、車にも乗りたい、しかし、シートベルトはだめだ。

今回のデルタ株は手強くて、オークランドは来週半ばまでレベル4が解除できない。しかし、市中感染が確認されなかったオークランド以南は、すでにレベル2になっていて、保育園にも行ける。 朝食を終えてバンボから飛び降りた息子。保育園に連れて行くのは11時。それまで、息子はリビングの中を界王拳100倍で暴れまわる。 今は、日本に居る両親にヤマト運輸で送ってもらったピープルのジャングルジムによじ登っている。そこから隣接するソファーの座面に水平に移動したら、手すりをものともせずに側面から

朝のルーティン ロックダウンNZでの父ちゃんの場合

ロックダウンで仕事のスケジュールが消滅した私は、それはそれは日々を無為に、いや、有意義に過ごしていた。 毎朝、息子の唸り声で叩き起こされると、ふらふらと台所に行ってまずは湯を沸かす。ケトルには、前の晩に水を入れておくので、スイッチを入れるだけだ。 次に、腹が減って乱心状態の息子をバンボに座らせて、妻が野菜やその他諸々を練りこんで作ったパンケーキか、それがない場合は食パンを与えておく。 食パンで息子を黙らせたら、ミルクの粉を計量スプーンで量ってボトルに落とす。コーヒーの粉

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シュロの葉の剣を手に入れた!

6ヶ月から保育園に入れてよかったこと

長男が生後6ヶ月になるまで、私は育休を取っていた。 父親が6ヶ月間の育休。日本じゃかなり難しいのかもしれないけれど、政府による給与補助があるニュージーランドでは、男性が数ヶ月の育休を取ることは全く珍しくない。 長期間の育休は、取って大正解だった。零歳児は、1日1日どんどん変わる。今ではまるで別人だ。育休を取れたことで最もよかったことは、その変化の全てを目撃できたこと。私はラッキーだった。 保育園に入れることの罪悪感だと?で、6ヶ月経った後、私が仕事に復帰することになった

今週末は晴れたけど寒かった。朝がたマイナス4度て。とーちゃんはまた訓練で家を空けます。しばしの別れ。

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5日ぶりに会った息子は