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酒飲みのオススメ禁酒中ノンアルドリンク

酒が大好きだ。人と酒を飲むのも好きだし、1人で飲むのも好きだ。
居酒屋やバーという空間が好きだ。
酒と酒に関する諸々が生きがいといっても過言では無い。
そんな私だが、一応2児の母でもある。
大酒を飲み夜の街を練り歩き、記憶にないヒールで雪道をダッシュし盛大に転倒、膝から大流血しながら雪の上で爆笑している動画を撮られた事も、もはや遠い過去である。
大人になってからは、黒歴史的な飲酒はしていなかったが
1人目を出産後に人生の黒歴史(離婚)を迎え、シングルマザーとなり狭いアパートで子どもと2人。頼れる親類もおらず1人でフルタイム勤務を続ける日々……
世はまさに大ストレス時代………

蓄積されたストレスは飲酒へ

ここで酒飲みの皆さんにチェックしてもらいたいのだが、サントリーのホームページでは、体重から飲酒量を計算できたり、飲酒習慣を判定したり出来るページがある。

当時、私の仕事から帰宅後のサイクルはこうだ。

仕事から帰宅。とともに冷蔵庫へ。500mlビールをオープン。夕飯作りを開始。
夕食完成。子どもと食事を摂りながら500mlビール2本目をオープン。
食器洗い、子どもと入浴、寝かしつけを完了し500mlビール3本目をオープン。
調子が良ければ3本目を飲みきって就寝。
疲労が強く眠れないことがあれば4本目をオープン。

ということを週5日平日は毎日繰り返す。
1日ビール2000mlを飲んでいる計算である。めちゃくちゃ金がかかる。それでも「タバコよりは経済的」とかいう訳分からん理論で飲んでいた。
そして、この量を上記サイトで見てみよう。

体重あたりのアルコール量

平日5日、18時以降はずっと酩酊していたのである。ヤバい母親すぎる。
元々酒にめちゃくちゃ強い方ではないが、こんな生活サイクルになっていたので、本人としてはそんなに酔っている自覚は無かった。
寧ろ飲酒後の方が気合いが入って家事も手早く出来ていた記憶がある。キマっとんのか。

そしてこの飲酒量と生活サイクルを、飲酒習慣としてまた上記サイトで見てみる。

平日5日2000ml、休日は更に飲酒していた。

そらそうよ。
自分でもよくアルコール依存症にならずにすんだなと思う。ご多分にもれず健康診断で肝臓の値を指摘されるようになっていた。そらそうよ。

そらそうよ(大事なことなので以下略)

飲酒による弊害。そうそれは体重増加。
上記の飲み方をしていた頃は、ほとんど夕飯は子どもの食べ残し程度で、酒のみだったためそこまで太らなかったが(寧ろ不健康に痩せた)
飲酒量を減らそうとした時、ツマミ作りにハマってしまった。
元々居酒屋メニューが大好きなため、ちょっと作ってみようかな、が大発展してしまう。

ピザ2種(生地から作成)、牛スネ煮込み、サーモンのタルタル、カプレーゼ、フライドポテト
砂肝の甘辛煮、きゅうりの酢の物、カマンベールチーズ焼き
カプレーゼ、砂肝アヒージョ、海鮮丼、ゴーヤの唐揚げ、生カキ
アヒージョ、もつ煮込み、白子ポン酢

お手製ツマミやKALDIで買い漁ったお菓子たちをお供に1杯、というのが定着していき
結果、過去最高体重増加を叩き出すこととなる。
そして元の体重に戻るのはなんと約2年後であった。
年々痩せにくくなるのでアラサーは軽い気持ちで太ってはいけない。本当にいけない。

そんなこんなで

ダイエット(と言うかもはや健康のためにやむなく)お酒を減らすこととなり、その後は週2〜3日程度、飲み会は月1程度と落ち着いた酒ライフを送っていたのだが……
第2子妊娠が発覚し、強制断酒生活がスタートしてしまった。
世はまさに大ストレス時代……(2回目)
妊婦にアルコールは禁忌。しかし飲酒習慣と飲酒欲はそう簡単には消えてくれない。
そこでノンアルコールでお酒を飲んでいると脳を錯覚させる技を模索していくこととなる。
ここからは完全なるインマイオピニオンであるが、もし禁酒せざるを得ない酒好きゾンビの一助となれば幸いである。

ノンアルコールビールは逆効果

酒好きにとってビールはもはや一般人のお茶くらいの立ち位置といっていいだろう。
そのため、突然ノンアルコールビールに切り替えると、その差をダイレクトに感じてしまい「これじゃない!」と脳が即座に拒否を示す。
私もこの拒否反応を初期に経験したのだが、禁酒が長期間し、ビールの風味や味の記憶が遠のいた頃に飲むのがいいかもしれない。
しかしながら、ノンアルコールでビールを楽しむ時の案をいくつか提案する。

①ジョッキ缶で飲む
アサヒの企画部にも、酒飲みなのに酒を飲めない苦汁を嘗めた酒ゾンビがいるに違いない。
一時話題になったジョッキ缶には実はノンアルコールがある。
缶を開ける音、泡の上がる様子、それを一気に流し込む感覚。
これらによって脳に「今めちゃくちゃビール飲んでますよ〜!」という錯覚を起こさせることが出来る。
五感に訴えることでビール飲んでる気分になれるという技である。

②よく見るビールのノンアルを飲む
上記の理論からして、脳を騙すためによく見るビールの銘柄のノンアルを飲むと
脳が「あーこのデザイン、このロゴ、これはビールですね!」と錯覚してくれる。
私はよくバドワイザーのノンアルを飲んでいた。ビールとか抜きにして飲料として普通にうまい。(個人比)
ハイネケンもノンアルの瓶ビールがあるらしいが、近所に売ってないのでAmazonしてみようと思う。

③新しい飲み物を錬成
私はビールの中でも特に黒ビールが好きなのだが、なんとびっくりドンキーにノンアル黒ビールが存在している。
たぶんびっくりドンキーの開発部にも酒ゾンビがいたと思われる。
わざわざスタウトビールのノンアルをレギュラーメニューにぶち込むなんて常軌を逸している。
しかもお持ち帰りやデリバリーのメニューにも入っていて、私は一生びっくりドンキーについて行こうと思う。ポテト少なくなったとか言ってすみませんでした。

しかしながらこのビールのためにびっくりドンキーに通いつめるのも気が引ける。
店員さんに変なあだ名をつけられでもしたら大変だ。
そこで血迷った私が生み出した方法が、

ブラックコーヒーとノンアルコールビールを1:1で割るという方法。

これがちょっと面白いくらいにスタウトビールの風味になる。
元々炭酸水でコーヒーを割るのが結構好きで、少し風味が似てることを思い出した。
炭酸水で割るよりも少しだけ麦っぽいテイストを感じることが出来るため、オススメである。
ネットで検索したら結構同じ理論にたどり着いている人がいて笑った。

ビール以外にもこんなのあります。

ビール以外のアルコールも飲みたい。
でもノンアルチューハイの多くは酒飲みにとってはジュースという感覚のため
レモンサワーなんかは、それを飲むくらいならCCレモンでも飲みますわ、という具合なのだが

生のレモンを絞り、炭酸水で割る。

するとなぜか居酒屋で飲むレモンサワーっぽさを感じることが出来る。(手間とコストはかかるが)
炭酸水は無糖のただの炭酸水。しかもこれのいい所は、一見するとちょっと丁寧な体にいいレモン炭酸水なのだ。
しかし飲むとなぜか唐揚げをくれと言いたくなるようなレモンサワーっぽい飲み物。

あとは私が色々とノンアルコールのチューハイ系飲料を飲んでいて、これは!と思ったのはこちらのハイボール。

鼻に抜ける風味がすごくウイスキーっぽい。他のハイボールノンアルよりもかなり本物に近い。酒飲みには多少甘みあるように感じるが、もう少し苦めだったら鼻つまんで本物と飲み比べたら分からないかもしれない。箱買いしようか悩んでいる。

このようにアルコールが飲めなくてもなんとか脳を騙し騙しストレスを少なく禁酒を行うことが大切である。
禁酒の理由には私のように妊娠出産などもあれば、健康上の理由や宗教上の理由もあるだろう。
しかし、酒によってもたらされる害よりも、なによりもストレスがよくない。
ストレスを溜めずに自分とアルコールに向き合っていきたい。
浴びるほど生ビール飲みたい。以上。

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