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@キッザニア

久しぶりのnote。
キッザニアに来ています。

上の子ども(小2)はキッザニアが大好き。
なんでも「お金がもらえるから」「いろんな仕事が体験できるから」いいんだそうです。
(個人的にはその延長で家のお手伝いをそろそろしてくれないかなと考えています)

しょっちゅう「キッザニアに行きたい」と言っています。
親としてはお金がかかるし乗り気ではなかったのですが、ここ数日下の子(年長)がおばあちゃんちに行ってる間に連れていくことにしました。

キッザニアには沢山の仕事があります。
初めて来たとき、一番最初に介護福祉士の仕事を体験していたので「そんな仕事しなくてもいいのに…」などと失礼なことを考えました。
私は福祉関係の仕事した経験がありますが、なかなか大変な仕事です。私には合わなかったので、そんな仕事を体験しなくてもいいのではないかと思ったのです。
でも、子ども達は車いすを操作したりして、体験を楽しんでいました。

今はボイラーエンジニアの仕事をしに行っています。
ボイラーエンジニアもあまり人気がないようです。
日本ではクロネコヤマトの体験が人気だったりするのであまり気にしている人はいないかもしれませんが、韓国のキッザニアはブルーカラーの仕事は人気がないと聞きました。
逆に国連の仕事があるそうです。

日本のキッザニアは公務員や伝統工芸、農業みたいな仕事はないですが、時期によってはNGOの仕事を紹介していた事もあるので幅広くいろんな仕事を紹介していると思います。
「本当の仕事じゃない」「企業のPRのためにやってる」など批判もありますが、ある程度は世の中の仕事を内包しているのではないかと考えます。
これらの体験を通じて、子どもが働くことを前向きに考えてくれたらいいです。

一方で、これらの仕事が子どもが大きくなった時にどれくらい残っているのだろうかと思う事もあります。

AIが進んで、自動化が進んだとき、何が残るんだろうと。
働かなくてよくなる、という話も聞きます。
正しくはAIやロボットが進化して、相当頭が良くないとそれらを作る仕事に就けないので、それ以外の人は体を使う仕事につかざるを得ないのではないかと考えています。
子どもにはキッザニアでは人気がないブルーカラーの仕事です。
人間はよくできていて、ロボットの開発や研究は進んでいてもヒトと同じ仕事はできません。
だから、体を動かす仕事はしばらくは残ると思われます。

そう考えると、子どもに勉強を詰め込むよりも、体力をつけさせることもとても大切なのではないかと感じています。

私の子ども達が小さいころは、コロナのために、外で遊べず室内で過ごすことが多かったです。
だから今「外に行こう」と誘ってもほとんど外で遊んでくれません。
でも、外に出る機会があれば、体を使う遊びをどんどんさせたいです。

ちなみに。
下の子はキッザニアが合いません。
何度か来ましたがあまり好きではないようです。
ソフトクリームを作って、消防車に乗った程度です。
期間限定のプログラマー体験が一番よかったようで、今でも「プログラミングをやってみたい」と言っています。
これは、多分、キッザニアの「教えてもらってやってみる」のが好きでないからだろうと思います。
基本的に自分で考えて行動してみたい子には合わないようです。

そういう子もいます。

私は今41歳で、あと20~30年は働くことになりそうですが、大人のキッザニアがないので、とりあえずは体力を維持して、何でも働けますというようにしておく他ないかなと考えています。




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