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15年ぶりの韓国語レッスン

韓国語の学習から遠ざかる事15年ほど。

大学で韓国語を専攻し、韓国に留学までしたものの、就職活動では海外に関わる仕事にことごとく落ち、韓国語からも遠ざかっていました。

私が韓国にいた頃、日本では「冬のソナタ」ブームが起き、韓国に行ったというと「韓流ドラマが好きなのね」という反応でした。今なら「K-POP好きなのね」という感じでしょうか。韓国語を選んだのは父が仕事で韓国に行ったことがあったり、政治や歴史に興味があったからなのですが、そんなことをいちいち説明する事もなく、大体の人は韓国に興味がないという反応をします。私の韓国に対する意見は置いておいて、「英語ができる」に比べて多くの人が「韓国語ができる」は嫌な顔をします。だから、韓国語ができる事はひっそりと家の中で独り言を言ったりすることにとどめていました。

しかし、夫の仕事で韓国からお客さんが来たり、韓国の専門誌に記事になったりしているのを見るに、韓国語ができる事は仕事で役に立つかもしれないと思うようになりました。実際、数年前の展示会では韓国語が話せる事で韓国からの来場者に製品の紹介をする事ができました。

しかし、ビジネス的な表現が分からず「これでよかったのだろうか」と思う事が多々あり、いつかビジネス韓国語をしっかり学びたいと考えていました。

そこで、先日cafetalkの残っていたポイントを使い「ビジネス韓国語」を受講しました。

cafetalkや一般的な韓国語教室でも「ビジネス韓国語」を学ぶ人はほとんどおらず、教室を探すのは難しいのが実情です。今回はその中でも、日系韓国企業で15年以上務めたことがある先生から教わることにしました。

お互い初めてだったので、先生も「中級以上の人を対象にしているけど大丈夫かな」と思ったようです。また、15年もブランクがあったので私もドキドキしましたが、問題ありませんでした。

ビジネス韓国語で難しいのは、同僚、社長(上司)など立場に応じて表現を使い分ける必要がある事です。大学生時代に留学したので、友達や先生に話す表現は話せますが、お客様(特に相手の会社の社長など)に対して使うべき表現がどれなのか分からず困ったことがあり、その表現を教えてもらいました。また、ビジネスで使う独特の表現(日本語で言えば「分かりました」ではなく「了解しました」など)も教えてもらいました。

先生からは「思ったよりも出来るので、簡単すぎたかもしれませんが」と言われましたが、私にとっては使うべき表現が分かり目からうろこでした。また、ビジネスで使う単語も教えてもらい勉強になりました。文法を知っていてもいつ使うのか分からなかった表現があったので、それを知ることができてよかったです。

なにより、韓国語の勉強はたいてい先生に褒めてもらえるので楽しいです。英語がこれくらいできたらなあと思う事もあるのですが、逆に言うとそれくらい熱心に英語を学べという事でしょうね…。

英語の勉強もしているため、毎日という訳にはいきませんが、月に1~2回ずつでも受講していこうと思っています。


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