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お気にの服をヘビロテできる我が子がうらやましい

うちの子はおしゃれだ。
お気に入りの服は、楽しみなことがある日に必ず着ることができるようコントロールしながらヘビロテしている。
特に予定がない休日であっても、着ようとする。
腕時計やブレスレットを身に着けて、ヘアセットもして、チークと目の周りにキラキラをつけて、少しヒールのある靴を履き、バッグにはキーホルダーをジャラジャラつけて、近所の森林を散歩する。
服装と環境がミスマッチすぎる…。

小学生低学年でこの女子力に驚くが、更に驚くのは靴が汚れると洗って見た目のキレイさを保とうとするのだ。白いスニーカーがオシャレだからと購入した時、親の私は内心「汚れるから白はやめなよ」と思っていた。いや、ぶつぶつ声に漏れていたと思う。
子どもが自分の靴を洗うので、私も自分の靴を洗うようになり、人生で初めて自分用に白のスニーカーを買った。

私はお気に入りの服を普段着れないタイプだ。
旅行や特別なお出かけ用にとっておく。勿体ないという感情や今日はそこまで特別に良い日ではないと思っているのかもしれない。
何もない日でもお気に入りの服を着るとテンションやモチベーションが上がることは実感するし、着ないとサイズアウトや流行りが終わってしまい、結果着用回数が少ないままになり、それこそ勿体ないのに…
だから、うちの子を見習って、普段から着ようと試みている。
今までの思考の傾向を変えることは容易ではなく、無意識にどうでもよい服を手に取っている今日だが、隣でルンルンにコーデしている子のすがたを見ると、私も服を選びなおそうと思った。
母子といえども、違う人間だな~。

最近は、私が自分のために購入した服を見たうちの子が「それいいね、大きくなったら着たいから、捨てないでね」と言われると嬉しい。
隠れて、私の服を試着している子どもの姿を見かけるのも嬉しい。
一方で、おしゃれ番長に自分のセンスが認められたような気がして満足する自分の自己肯定感の低さにも引いている……。

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