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【4】Blue Lagoon (ブルーラグーン)

8つの島々を舞台に部族の生活圏を広げていくボードゲーム。

エリアマジョリティ、セットコレクション、アブストラクト。

要素モリモリだが、際立つのはアブストラクト。


運要素がほとんどなく、ジリジリとした展開が続くゲーム。クニツィア先生の作るゲームはやっぱり計算高く設計されていて、でもシンプルに仕上がっているのがやはりすごい。


自分の番では、自分の色の部族コマを配置するだけ。全員同じ数の部族コマを持っているので全員が起ききった時、終了。配置したときのエリアマジョリティや配置していって集めた資源コマのセットコレクションなど、複数の得点源を元に得点を集計し、最も高い得点を取ったプレイヤーの勝ちとなる。


ゲームは2部制になっていて、前半と後半に得た得点の総量で勝負となる。また、前半に配置したコマの一部が後半に引き継がれるため、前半のコマの置き方も工夫しなくてはならない。


ゲームが始まった瞬間から、バッチバチの戦いが始まり、少しも気を抜けない。

あそこには置かれないだろう、、と思っていてもいつの間にか相手のコマがきていたりして、ボード上の色んなところを管理しなくてはならない。それが楽しいのだが、それが大変でもある。


ボードゲーム中級者同士で唸りながら遊ぶのがいいのではないだろうか。初心者にここまで運なしでバチバチのゲームを遊ばせると、「ボードゲーム=疲れる」という評価になりそう。

やってることは限りなくナワバリ争い。やってて楽しいかと聞かれると少し悩む。楽しいんだけどツラいって感じ。


面白いが場面を選ぶボードゲーム。


評価は【4】点。

(運0:10戦略)

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