【4】Cheeky Monkey (チーキーモンキー)
動物園から逃げ出した動物の群れを捕まえるボードゲーム。
バースト。
自分の番では袋から動物が描かれたチップを取っていく。チップを取った後、2つの選択肢が現れる。①チップを引くのをやめるor②続けてチップを引く、いづれかを行う。①の場合は、次のプレイヤーへと出番が移る。②の場合は、今まで引いたチップと被らなければ続けて良い。被った場合はこの手番で引いたチップを全て袋へ戻す。こうして、チップ1枚1点と各動物チップのマジョリティを決め、ボーナス得点が入る。最も得点の高いプレイヤーの勝ち。
そしてゲームの肝なのだが、引いたチップが他プレイヤーの1番上に積まれている動物チップと同じ場合、そのチップを奪うことができる(複数人いれば複数人から)。
これにより、戦略性が生まれている。1番枚数の多いモンキーを上にしてしまうと、簡単に取られてしまう。そのため、他の動物チップを狙って引くが、まさかのモンキーが出る展開に会う。
また、頑張れば大逆転も起こり得るので、最後の最後まで勝つチャンスがあるというのは良い点だろう。
やることはシンプルながら、絶妙な駆け引きが楽しめるゲームとなっている。
難点としては、持ち運ぶには重い点、ダウンタイムが暇すぎる点がある。
1枚1枚、重厚なチップで作られているため、けっこう重い。家に置いとく分にはいいが、持ち運びは不便である。
また、自分の番でない時に考えることがほとんどない(手札とかがないので)。人数が多いとそれなりに辛い。地味に一回の手番が長かったりもするので、我慢の練習になる。
以上から評価は【4】点。
(運8:2戦術)
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