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#3

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評価で【3】をつけさせていただいた作品たちです。
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#ゲームレビュー

【3】Schlafmütze (そっとおやすみ)

【3】Schlafmütze (そっとおやすみ)

1番ぼーっとしている間抜けにならないようそっとカードを置いていく変則カードゲーム。

セットコレクション。

ゲームシステムはかなり好き。
前例のないプレイ感が楽しめる。また、人の気を紛らわすために何気ない会話をどれだけ挟めるかというところも肝になってくる。

やることはシンプルで、手札のカードを同じ種類で揃えることを目指す。揃ったら、他の人にバレないようそーっと手札を全て伏せる。誰かが伏せたのを

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【3】ハコオンナ

【3】ハコオンナ

幽霊屋敷に迷い込んだプレイヤーたちがハコオンナの恐怖と対峙しながら脱出を目指すボードゲーム。

協力ゲーム、非対称ゲーム。

パッケージが怖い。

ボードゲームでホラーをいかに演出できるかという挑戦的な試み。

遊んでみると、ハコオンナ側の技量が問われるゲームだった。というのも、けっこう接待しなきゃいけない感じがした。いかに怖がらせようかなぁみたいな、バランスを見て動くゲームマスター的な感覚が強か

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【3】algo (アルゴ)

【3】algo (アルゴ)

白と黒の数字タイルを使って、相手の手札を当てていくゲーム。

数字当て。

かなりシンプルな数字当てゲーム。
自分の手札から逆算して、相手の手札を予測して数字を当てていく。

並べる順番としては0から11まで昇順で並べ、同じ数字がある場合は「黒<白」の順で置いていく。

裏になっている相手の数字を当てて、全て表に出来れば勝ち。逆に全て表にさせられたら負け。

慣れてくるとブラブラ要素も組み合わせた

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【3】Coloretto (コロレット)

【3】Coloretto (コロレット)

同じ色のカメレオンをたくさん集めて得点を競うカードゲーム。

セットコレクション。

シャハトさんの作品。

小箱ゲームとしてかなり評価の高い作品で、運と戦略のバランスが絶妙と絶賛されている。

自分の番では①カードを引いて列を並べる or ②並んでいる列のカードを全て引き取る、のどちらかを行う。

基本的には同じ色のカメレオンを集めることで得点が上がっていく。だが、得点になるのは三種類のカメレオ

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【3】デカスレイヤー 10の試練

【3】デカスレイヤー 10の試練

手札のキャラクターカードを使って、怪物を倒し宝物を獲得するカードゲーム。

ハンドマネジメント。

10体の魔物を討伐するために手札のキャラクターを出していく。他プレイヤーの出したカードも含め自分がどのくらい討伐に貢献したかで得られる宝物が変わってくる。10体の魔物を討伐した時に最も得点を持っているプレイヤーの勝ち。

基本システムを理解すれば遊ぶのは簡単だが、細かいルールが少し多い。特にアイコン

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【3】Pearls (真珠の首飾り)

【3】Pearls (真珠の首飾り)

海底に眠る真珠を集めて、首飾りを作るカードゲーム。

セットコレクション。

ルールとしては簡単で遊びやすいものの、悩む点が少なくて作業感がある。最後、手元に残ったカードがマイナス点になるため終盤に向けた手札調整のジレンマはあるが、最後の方だけ考えれば良いので一時的なジレンマに留まっている。

戦術もそこまで多様ではない。おそらく低得点のカードをたくさん集めて真珠を作りボーナス点を得るか、純粋に高

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【3】Trendy (トレンディ)

【3】Trendy (トレンディ)

ファッションの流行を見抜いて、トレンドを巻き起こすカードゲーム。

セットコレクション。

自分の番ではカードを一枚出すだけ。3,4,5,6,7の五種類がある。3は3枚、4は4枚というように書かれた数字の枚数が場に出ていたら「トレンド」が発生し、出していたカードがそのまま得点になる。また、その時場に出ていた他の数字カードは時代遅れとなり、捨て札にいってしまう。山札がなくなったときに得点を最も持って

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