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ポルトガルで確定申告

今日は、妻に頼んで確定申告してもらいました。

今年は、4月の初めからオンラインで確定申告できるらしいです。

ポルトガルでは、マイナンバーみたいなのがあります。それ使ってオンラインのポータルサイトで全部済ませられます。今みたいな時期だと特にありがたいです。籠もりっきりで全部OK。

いやあ、これでやっと住民の義務ってのを果たせられるねえ。と思っていたら・・・え?納税額、これ、何かの間違いでは?赤ちゃんがいるから、そうなるんだろうけど。たしかに、赤ちゃんが居ると必ず凄く負担が掛かるので、仕事に専念するのが超ハードになります。助かります。

なんだか凄く申し訳ないので、近所の病院に寄付して来年の税金の確定申告時に寄付額の25%の減税貰うにはどうしたら良いのか、こちらの税務署までポータルで問い合わせしました。ポルトガルでは認定された公共機関に寄付をすると寄付額の25%減税を受けられるそうなので。去年息子が生まれたときとか本当に凄くお世話になったし、こちらの義理の姉の姉が看護婦やって、いまパンデミックで大変だから。近所の医療機関は、パンデミックが始まる以前からキャパシティーが足りなくて機能不全に陥りそうな状態でした。不幸中の幸いで、まだポルトガルではオーバーシュートが起きておりません。

さて寿司でもとるか!

無事確定申告したので、近所の寿司レストランから寿司のお持ち帰りで昼食にしました。中国系のビジネスはパンデミックでかなり厳しい状況とは聞いていて、寿司屋はどうなのか心配していました。近所の寿司屋さん(おそらくミャンマーとかその辺の移民が経営している)は普段通り大盛況でした。お寿司とは言っても、かなりアレンジされています。最初の頃は「日本文化への冒涜だ!」だとか何も関係ない妻にイチャモンつけてましたけど、そんな些細な事は最近はどうでも良くなりました。

ポルトガルの非常事態制限解除は、いよいよ来る5月か?

ポルトガルの大統領曰く「今回の非常事態制限延長で終わりになることを願っている」の様なことを言われていたらしく、どうやら解除が来るんでは無いかと妻と話しておりました。納税の時期と重なる頃ですから尚更。

という事で、今年84になる義理の母のために義理の兄の家で昼食・夕食会を開いてもらう様に、義理の兄に頼む事を提案しました。いとしの息子に会えずストレス溜まっているだろうから。これから長期戦になる事を考えての事です。

どうせまた非常事態制限敷かれるに決まっている所まで想定済です。いつかは分かりませんが、目に見えて数字が悪化してから間も無くにそうなるでしょう。他の国の状況を見ている限り、数ヶ月で終わるなんてどう考えても無理すぎる。なので、その隙を縫ってという思惑。

非常事態制が解除されても、以前の生活そのままが戻るわけでもなさそう。ポルトガルの政治家のコメントによれば、学校に加えて公共交通機関でのマスク着用義務も考えているだとか、緊縮経済政策の可能性もあるだとか。

また、僕の勝手な推測ですが、ポルトガルで制限解除されたとしても、国境はすぐに開けないだろうかと。これには理由があります。

開発途上国での酷い状態が報道されており、貧富の差が激しい南米などでもかなり悪化している模様。今回は非常に感染しやすく、すぐに国境を飛び越えてくるウイルスですので、ワクチンや特効薬などが開発されて先進国で制圧できたとしても、住環境や衛生環境が良く無い開発途上国で、一旦病気の温床となってしまった国や地域がなくならない限りは、ウイルスが行ったり帰ったりで延々と続くでしょう。というわけで、今の人類の心の狭さだと永久に解決は無理なんじゃないでしょうか。