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就労移行の支援員をしてるよん〜anagonの日記 11/15〜

久々の日記です。

何かを継続するというのは、本当に難しいことで、一時期は一年続いてたこの日記も今ではふと思い立って書く程度になってしまいました。

ふと思い立ってというよりかは、やることが膨大にある時の気休めの感覚に近いかもなあ。

せっかくなので、最近の僕はどんな感じなのかでも書こうかな。


最近の僕は、
LES WORLD、ミュージシャンに、大学生、就労移行支援事業所の支援員が加わった感じです。卒論が大変。

あ、あと継続って話でいえば、ただ彼女にモテたくて筋トレを1年近くやってます。ガリガリからは抜け出せたんじゃないかな。

就労移行支援事業所については、全然ここで書いた記憶がないから、ちょっとそのお話を。

今年の1月に、中高からの友達から
「俺が今働いてる就労移行支援事業所で、新しくサブカルを使ったプロジェクトをやりたくて。穴澤さん、音楽とか動画とかそこで教えながら支援員やらない?」
と誘われたのがきっかけで、
今まで存在すら知らなかった就労移行支援事業所というものの、支援員になりました

就労移行支援事業所っていうのは、
障害のある方の社会参加をサポートするために制定された「障害者総合支援法」に基づいて運営されている通所型福祉サービスで、一般企業への就職を目指す障害のある方に対し、主に「職業訓練の提供」と「就職活動の支援」によって就職をサポートする場所なわけですが、
(引用:https://mirai-training.jp/note/fundamental/002.html

正直に言いましょう、僕は一般企業というものに勤めたことがないです。(僕が勤めてるのはNPOだし、オフィスとかそんなもの存在しないNPOだから、勤務しているというより、楽しんでたらそれが仕事になってるって感じ。最高だね。てか、それに休学3回してるからまだ大学生。)
そんな奴がうまくやれるんだろうかと思いつつ、まあでも面白そうだから働いてみようと思って、今に至るわけです。

そしてね、これが結構楽しい
そもそも僕の仕事というのは、だいたい音楽か動画かデザイン系だったりするので、やってること自体は他と別に変わらないんです。

ただ、僕にとってここで働く上で何がいいかというと、まず、
「スーツが着れること」

僕はね、スーツが好きなんですよ。正確に言うとスーツを着ている自分が好き。正直タイパンとかの1億倍好き。だからね、朝起きてスーツを着るのが楽しいんです。

あとは、「生活が整うこと」
この仕事をするまでは、本当に早朝まで起きてて、昼過ぎに起きてっていう生活だったんだけど、
今では、基本的に8:00には起きて、2:00までには寝てます。
日中は外に出て、働いたり、隙間時間に別の仕事をしたり、帰ったり休みの日(割と自由に働かせてもらってるので、水曜とか木曜はお休みしてたり)は筋トレをして、お風呂にしっかり入って、ご飯を食べて、音楽やLES WORLDの仕事をする。
メリハリがついた生活になって、病みづらくなったなあと思います。

それから、「今まで関わることのなかった人と関わること」
利用者の方や、他の支援員の方、ここを通じて出会う他の福祉関係の方は、多分この仕事をやっていなかったら、全然会うことのなかった方達だと思います。
そういった方と話したりしていると、自分の価値観や考えを多角的に見直せるんです。
これは、音楽を書くという上でもすごく大切だと思っていて、
音楽というのは不特定多数の人に届くものなわけで、その不特定多数の人たちがどんな人なのかを知ることが、より多くの人に届く音楽を書く一つのステップだと思うわけです。


最後に、一番大事なのが、
「anagonとして認識されない空間であること」。

元々新しいコミュニティに入るのとかすごくストレスな人間なので、ここ数年の僕がいるコミュニティは基本的にLES WORLDだけ。

そしてそこにずっといると、ミュージシャンのanagon、LES WORLDのanagonになるわけです。
普段はそう見られることが嬉しいし、本当にここにいるみんなが大好きなんだけど、たまにそう見られ続けてることに、もしくはそう見られ続けてるんじゃないかと思っていることに勝手にすごく疲れちゃう

「穴澤俊樹」という人間として見られたいとかそういう話ではなくて、
音楽家でも、LES WORLDの人でもない、別の何かとして見られていたいと時々思うんです。

で、この就労移行支援事業所では、アーティストとかNPOをやっている「支援員の穴澤さん」になれる。

それでいて、音楽やNPOで培ったスキルが必要としてもらえる空間でもあって、
別の人格になるわけではなくて、見られ方が変わるだけなのがとても心地が良いんです。


そんなこんなで、スーツ着て働いて、夜な夜な音楽を作ったり、NPOの仕事をしたり、卒論を書いてるっていうのが最近の僕でした。










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