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小説を考える 一人称で語る

一人称
 「わたし」
 「ぼく」
 「拙者」
 「小生」
 「わらわ(妾)」
 「俺」
 「あたい」
 「わが輩」
 
 「わたし」と書き出してしまえば、「語り」が自動的に始まる。
 
 女であろうと
 男であろうと
 その他であろうと
 獣であろうと
 役になれないものはない。
 
 「わたし」をせっせとキャラ作り。
 読まれる物としての「自分」を作る。
 大学の教授
 十代のコールガール
 ひとり者の老嬢
 卑怯なスポーツマン
 心優しい犯罪者
 
 一人称で語ると病みつきになる。
 書けている気分になる。
 ちょっと「作者自身の経験」を入れて語れば、もっとそれっぽくなる。
 純文学、キャラクター小説
 なんでもあり、区別は不要
 
 時間も空間も好きなところに飛んでいって自在に書ける。
 小説は自由だ。
 
 そんな文章を書いてみたい。


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