アナスタシア

推しは推してこそ推し。 推しを「心の中で応援する」から卒業して「発信して推す」ために言語化中。 ただ結末を知るのではなくて、自分で読んでこそ得るものがあると信じてるので、ネタバレはしない主義。

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推しは推してこそ推し。 推しを「心の中で応援する」から卒業して「発信して推す」ために言語化中。 ただ結末を知るのではなくて、自分で読んでこそ得るものがあると信じてるので、ネタバレはしない主義。

最近の記事

【赤毛のアンシリーズ/L.M.、モンゴメリ】

https://amzn.asia/d/bdvEi9H わざわざ説明する必要もないかもしれませんが、孤児のアンが、若いとは言えないカスバート兄妹に引き取られて新たな人生を築くお話。 アニメ、ミュージカル、映画等々、多くの媒体で映像化・実写化しているので、細かい内容は知らずとも、なんとなくあらすじを知っている方も多いはず。 ここであえてタイトルを赤毛のアン「シリーズ」としたのには理由がありまして。 多くのアニメ等は原作1巻、多くて3巻までしか網羅していませんが、原作はさ

    • 【烏に単は似合わない/阿部智里】

      烏が繰り広げる、平安時代モチーフのお話。 Amazonが何度もおすすめしていたのに、なんでカラス?と取り合わず放置していた自分をぶん殴りたくなった。 なぜ烏である必要があったのか、綿密に練られたふかーい理由があります。 松本清張賞を最年少で受賞した阿部智里先生による壮大なストーリーとして評価の高い作品なので、詳細は省きます。 私がここで推したいのは、Audible版! 声優の疋田涼子(ひきだりょうこ)さんの朗読で楽しめます。 とてもレベルの高い朗読で、最初は複数の声優さ

      • 【なんて素敵にジャパネスク/氷室冴子】

        コバルト文庫の代表作家の1人でもあり、少女小説という新たな分野を確立した、故氷室冴子さんの代表作。平安時代を舞台にした貴族のお姫様のお話です。 政略結婚されられそうになった瑠璃姫が、縁談を断るために年下の幼馴染、高彬と婚約してるーと苦し紛れに嘯くところから始まるストーリー。 実は高彬は小さな頃から瑠璃姫一筋。 淡くて純粋な恋物語…かと思いきや、ひょんなことから帝の廃位を狙う政治的陰謀に巻き込まれ、 自ら巻き込まれに行く瑠璃姫。 私がジャパネスクシリーズを初めて読んだのは小

        • 【ユーレイと結婚したってナイショだよ/名木田恵子】

          #人生を変えた一冊 小3の時、ど田舎の市役所出張所の片隅に置かれた図書館代わりの本棚から引っ張り出した1冊。 むしろ女子向けの本なんてこれしかなかったような状態で、祖父母宅滞在中の暇つぶしにと手に取った。 その当時の私は、一輪車やインラインスケートに夢中で、文章を読んでいたのは国語の教科書のみ。 ねだって買ってもらっていた『なかよし』ですら、付録にしか興味がなかったくらい。 そんな私がこの本を手に取ったのは、本当にただの気まぐれだった。 そしてそんな気まぐれは、私の人

          【永遠の誘惑/前原滋子】

          #推しの恋愛マンガ 切なくて、じれったくて。 瑞々しい高校生、 夢と希望と責任に潰されそうになりながら戦う大学生、 そして、かっこ良いようでかっこ悪い大人の姿を見られる作品。 意地っ張りな凪子。 天然あざといマリエ。 本心を見せない睦月。 意思を曲げない如月。 この4人の、ショックな関係性が明らかになるところから始まる回顧録と、その後のストーリー。 続編も含めて全巻kindle Unlimited 対象。 前原滋子さんのHPでも立ち読みできます。

          【永遠の誘惑/前原滋子】

          顔のむくみに気づいた日。

          「あ、すごい。むくんでる」 今朝、鏡に向かった第一声だった。 お酒やコーヒー、甘いものしょっぱいもの油もの。 とにかく食べること飲むことが大好きで一日三食じゃ足りないじゃんと不満たらたらの36歳女性。 ありがたいことに代謝は悪くないようで、こんな食生活でもそこそこの体型は維持できているものの、 そろそろあちこち気になるお年頃。 コロナ禍を機にYoutubeでエクササイズを始め、今は推しトレーナーのオンラインジムでほぼ毎日ゆるゆる宅トレ。 そして3月からは、憧れお姉さま

          顔のむくみに気づいた日。