夢判断をくれ(追記:もらった!)
夢の中では 青い空を
自由に歩いて いたのだけれど
夢から覚めたら 飛べなくなって
夕焼け空が あんなに遠い
「少年期」武田 鉄矢
ああ、僕はいつ頃大人になるんだろう……
いつ頃から「大人」って言葉にションボリし始めたかな……
電車の運賃が倍になった辺りからかな。なんでそこだけ昔の元服の制度と年齢感覚が近いんだろうな。ションボリ……まあ、今回はそんな話がしたいんじゃない。
※本記事は、大体2週間くらい前の10/8にアップしたものについて、
色々良い話っぽい顛末を迎えたので追記して再公開することにしました。
夢、見とる?夢、いいよね。寝てる時の方ね。
整合性があるんだか分からない展開、不可解なアイテム、印象的な登場人物……人の夢の話を聞くのが好きだし、Twitterは夢をシェアするのに向いてる。
で、特に夢判断がすきだ。
今日は夢判断とインターネットの話ね。
夢判断とは、
夢に出てきた印象的なアイテムやシチュエーションは、無意識の欲望や、未来への暗示(!)を表している!……という発想のもと、夢の内容から精神などの解析じみたことをやる、スピリチュアルと心理学のハーフアンドハーフみたいなやつ。
宗教よりもライトで、科学よりもファジーな塩梅が好きで、夢を覚えていたら起きてすぐググったりしていた。
以前までは。
今は違う。
なんなら夢を見る頻度さえ減った気がする。
夢を見てない睡眠なんか、死の前借りみたいだ……
というのは言い過ぎか。
夢のない眠りはとても深い眠りなので、スッキリするから、すき……(ブレブレ)
で、話が飛ぶようだけど、インターネット大好きの人なら「Yahooジオシティーズ」が消え、莫大なインターネット資産が消滅したことは記憶に新しいと思う。
実の所、世話になっていた夢判断のサイトも例外ではなく、ある日忽然と、自分に夢判断をオラクルしてくれていた存在が消え去ってしまった。
「まあ、そんなこともあるか」で今の今まで流してきているが、どうにも落ち着かないので、こうしてnoteをしたためている次第だ。
そのサイトの造形としては、怪しいおばちゃんの管理人(想像)がやっているけったいな風体のもので、いわゆる「〇〇のホームページ」のようなテキストサイトらしい作りのサイトだった。
トップページに関連書籍が載っている妙な安心感、それはそれとしてそのラインナップの信用出来なさそう感、そして何よりWebサイトのシンプルさが心をつかんだ。
検索する
↓
その人のページがヒットする
↓
テキストだけがある
↓
読んでフーンってなる
↓
二度寝する
こういったシンプルさが良かった。
かたや、生き残っている他の夢判断のサイト、まあ胡散臭い!広告が多い!
胡散臭いのは前見てたサイトもそうだけど、そういうことじゃあない。
いわば、夢判断を読みたい!というぷにあなご側の動機そのものが広告屋にとってのビジネスチャンスであり、それが色々あってお金を産んでいるのだ。
成り立ちとしては正しいけれど、ただただ無念だ……ただ、得体の知れないものを得体の知れないまま参照したいだけなのに……
【緩募】商売っ気のない夢判断サイト
あ夢ェ〜
あ、悪夢ゥ〜
そんな感じで、今日はこんなところで。
ここから加筆
……という記事を書いたら、即コメントがついて、
「お探しのサイトはもしかしてこちらではありませんか?」
まさかのドンピシャで移転先のURLを教えてもらった。
詳細はコメント欄で。
これだけざっくりした紹介で一発で見つかるなんて、記事を書いて本当に良かった……
道具が人間の部位を拡張する役割を持つならば、インターネットは脳を拡張するための道具だったはずが、広告も侵食するし自分の脳との同期感が減っていって萎えていたけれど、まだまだ見知らぬ夢判断のサイトの管理者だったり、コメントをくださった方だったりの「集合知」に触れることもあるな、と……うれしくなったから、追記しておくことにした。
あと、やっぱスマホ版のnoteはダメだな。
記事の段組みとか引用とかダルい。PCで編集しなおしたかったのも、記事の追記理由だな。
良いインターネット!悪いインターネット!どっちもある!
じゃあ、また。
活動費(美味しいものを食べるお金)になります!