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見える!第九コンサート

ホワイトハンドコーラスN♪PPONのコンサートに行ってきました!
素敵なパフォーマンスに感動しっぱなしでした❤

ホワイトハンドコーラスNIPPONは、聞こえない子も、見えない子も、その友達も多様な子どもたちがお互いの力を合わせて活動するユニークな合唱団です。「私だからできること」「僕だから感じること」を大切に、手の表現で歌う(手歌)サイン隊と、合唱で歌う声隊から成り立っていました。

2023年12月27日 沖縄市民会館大ホールで行われたコンサートの演目を紹介しますね。

プログラム
第一部
月ぬ美しゃ 八重山民謡
てぃんさぐぬ花 沖縄民謡
にじふらい
ゼロ・プロジェクト讃歌
ウィーン我が夢の街
Ae Mi Banana ベネズエラ民謡

第二部
ベートーヴェン交響曲第9番
二短調作品125『合唱付き』第4楽章


どの曲もとても素晴らしいものでした。
その中でも私にメッセージが届いたのが『にじふらい』の歌です。
  どしゃぶりの涙流して 
 それでも前に突き進む
 さしのべられた手をにぎると
 とても甘いにおいがする
 顔をあげればそこにあるのは
 しあわせの にじふらい

  (省略)

 生きるために持つべきものは
 想像力というチカラ
 目を閉じると見えてくるもの
 想像力というチカラ

 顔をあげればそこにあるのは
 しあわせのにじふらい


サイン隊の子ども達の表情が豊かで、全身で表現している姿に感動でした。本当に耳が聞こえない子ども達なのかしら?手歌で音楽を楽しんでいる様子が、ビンビンと私の胸に伝わってきました。
私の視線は自然とサイン隊にいきがちでしたが、合唱で歌う声隊の存在も欠かせません。素敵な歌声でした。声の波動が会場全体へ広がっていくのを感じました。サイン隊と声隊が一つになって創り上げる舞台に初めて出会い、素敵なパフォーマンスに感動しっぱなしでした❤

サイン隊の指揮者と声隊の指揮者と2人の指揮者がいました

第二部のベートーヴェンの交響曲第9番「歓喜の歌」は、プロの声楽家一人一人に手歌ソリストが付いていました。チカラ強い表現に圧倒されました。

なんと!この「第九」の曲をウィーン国連でも披露するそうです!!
素晴らしいですね~
ホワイトハンドコーラスNIPPONは、障がい者のバリアゼロを追求する活動ゼロ・プロジェクトによる国際賞「ゼロ・プロジェクトアワード2024」を受賞。
そして、来年の2月にはオーストリア国会議事堂での単独コンサート、国連ウィーン事務所にて開催されるゼロ・プロジェクト世界会議「ZeroCon24」特別公演で「第九」を演奏するそうです。

ウィーン公演に向けて支援を募集中です。一緒に応援しませんか!


ホワイトハンドコーラスNIPPONは、多様な子どもたちがホンモノの音楽と出会い協力して舞台を創ることで、よりインクルーシブな社会の実現を目指している!とても素敵な活動ですよね。
誰一人も置いてきぼりにしない、別け隔てなく差別のない社会、安心・安全に過ごせる社会の実現に向けて、一人一人が大切にしたい思いです。

昨夜は、ほっこりと温かい気持ちで家路につきました。
ホワイトハンドコーラスNIPPONの皆さん、感動をありがとう❤


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