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会社を辞めたことと、新しい何かのこと。

長らくお世話になった会社を卒業しました。

この半年を「会社を辞めるPJ」(プロジェクトをこう書くのって感じ悪い?会社ではこう略してたけど)にほとんど使ってしまったのですが、半年にわたり送別をしてもらい、会社員としてこれ以上ないくらい盛大に送り出してもらい、本当に幸せ者な時間でした。

人生の大事な出来事として刻むべき時を過ごしてきて、それが8月2日まで続きました。そして今日は8月7日。
退職して一週間なので、そろそろ新しい何かを始めなければという思いになり、思いつきで文字を書き記します。初めてのnote。

送別で頂戴したメッセージには「ずっとお仕事忙しくされていたから、少しゆっくり休んでください」と書いてくれた人が多かったし、私もそうしようと思っていたけれど、「働くリズム」に慣れてしまっていたので「休むリズム」みたいなのがまだうまく掴めない今日この頃です。
たとえば、夜にふと2時間があいて、何かできますよ!となっても、そのまとまった時間で、どう「休む」か悩んでいるうちに時間がすぎていってしまうという。

ここ数年は特に、会社のことと、それ以外にやっていることで、ダブルワークどころかトリプルワーク状態が続いていたので、「大事なこと、有益なことしかしない」という最短効率でなんとかやって参りました。
必須の活動と、その隙間の休息の繰り返しだったので、充実はしていたけど「何にもならないこと」「最後までやりきれなさそうなこと」をほとんどやってきませんでした。
最後まで読み切れるか分からないドストエフスキーを読み始めてみるとか、友人と桃鉄を何十年分もやるとか、思いつきでクランペット(私の中でしょうもない焼き菓子の代名詞)を焼いてみるとか、そういうことを。

根本的に、続けられないことを始めるのを恥ずかしく思う気持ちがどこかにあるので、やみくもに何かを始めたくないのですが、「何にもならないこと」兼「最後までやりきれなさそうなこと」のひとつとして、このnoteを書いてみます。

テーマは無し。誰かのためになることを文章で発信します!とかではなく。
その時思っていることを、少し書くだけ。
しばらくは、気まぐれな行動を大事に。

送別の花束でいただいたピンクのカーネーションを見ながらそんなことを思う真夏の朝です。
贈ってくれた皆ありがとう。大好き。



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