杏 /おとな美大生もしくは無職

夏休みの日記。旅と紅茶と、お友達とすごす時間が大好き。都内エンタメ企業で企画PRのお仕…

杏 /おとな美大生もしくは無職

夏休みの日記。旅と紅茶と、お友達とすごす時間が大好き。都内エンタメ企業で企画PRのお仕事を一応ばりばりやってきて、2024年7月に退職。津田塾大学卒。京都芸術大学デザイン科在籍中。20代最後に世界一周もやってみて、今は30代。世界二周目できたらいいね。

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会社を辞めたことと、新しい何かのこと。

長らくお世話になった会社を卒業しました。 この半年を「会社を辞めるPJ」(プロジェクトをこう書くのって感じ悪い?会社ではこう略してたけど)にほとんど使ってしまったのですが、半年にわたり送別をしてもらい、会社員としてこれ以上ないくらい盛大に送り出してもらい、本当に幸せ者な時間でした。 人生の大事な出来事として刻むべき時を過ごしてきて、それが8月2日まで続きました。そして今日は8月7日。 退職して一週間なので、そろそろ新しい何かを始めなければという思いになり、思いつきで文字を

    • 無職なりたての私が夏休みの日記を書ききって思ったこと

      世の中は8月末日とのことです。夏の終わりです。 晩夏ということでわたくしは葡萄果汁入りのモヒートを嗜む夜です。一人でね。 海の家は、もう、どこも畳まれているのでしょうか。 夏の間だけのものが終わってしまうのは、とても寂しい。 7月末日に退職した私の、無職1か月記念日です。はやい~。 適当な思い付きでnoteを書き始めて、今日で25日目。 1日目の日記を読み直すと「何にもならないこと」「最後までやりきれなさそうなこと」として書いてみようと語ってますが、結果、今日まで欠かさず

      • 記憶と何をマリアージュさせるか

        ここ何年も、一日かけてゆっくり読書する機会は殆どないまま走り続けてしまったので、一日のうちに一冊の本を、読み始めから読み終えるところまでできた日は、もはやちょっと特別な日として記憶に残ってしまっている。 今日は、昨夜読んでみたいと思った本を、午前中に図書館で借りて、午後に読み切って、夕方に覚えておきたいと思ったところをノートの1ページにメモするという、まるで優等生、もしくはまるで暇人みたいなムーブをキメることができました。特別な日。 やっぱり隙間時間でぱらぱらとがんばって

        • 何もしないという空白のエアクッション

          わたくしのこの些末な夏休みの日記を読んでくれている奇特な友人と夜ごはんを一緒に囲んだ。 彼女は、私が数日前に「愛とか恋とかの話しかしたくない」と書いていたのを理解してくれていたので、近況報告を省略して、ごはんを「いただきます」した瞬間から、恋愛話のヒアリングに快く付き合ってくれた。過去のクソ男の話も聞かせてもらった。ありがとう。 仮に私が恋愛エッセイを書いたら楽しく読んでくれるという。ありがたい。 私はやっぱり、誰かと話すときは、二人きりで話すのが一番楽しいと思うんだけど

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        会社を辞めたことと、新しい何かのこと。

          桃を食して、歴史と明日を想う

          日本の白桃は、世界で最も高級な果物として尊ばれても良いと思う。 私の浅い知識を照らし合わせると、西洋における魅惑の果物は林檎で、ギリシャや東欧あたりだと柘榴、そして東洋が桃。 どう考えたって桃が一番美味しいし、食べた時の感触が、一番官能的よね。 栄養学的な問題がなければ、私は桃だけ食べて生きていきたいとさえ思うけど、その思考に至る度に中国の都市伝説を思い出してしまい嫌な気分になる呪いにかかっている。 唐突ですが、皆様は生まれる時代を間違えたと思うことはありますでしょうか

          桃を食して、歴史と明日を想う

          夏の終わり

          今日も今日とて、みなさまお疲れさまでした。毎日いろいろなことがありますね。 今日はとても良い雨でした。 雨音で起こされる朝が、私はわりと嫌いではありません。 ゆっくりと思考したい日に太陽が眩しすぎると深くまで潜れないことがあるので、そんな気分の日に雨が降るのは私にとって「良い雨」です。 雨が少しずつ夏を冷ましていくのはいつものこと。季節の移り変わり。 移動の電車の車窓を、流れ落ちる雨の線を見つめるのが好きです。いつもの景色が滲んでいるのが良いのです。いつもより少しだけド

          引きこもり21日目

          ご存じでしょうか、サーティーワンのアイス「マンゴタンゴ」、美味です。 今夜はエジプト・カイロの物件紹介番組をみながら、不意にもらえたマンゴーのアイスを愉しむ夜です。悪くない夜です。 外には虫の音。秋が近いですね。 今日は久しぶりに日記らしい日記を書きましょうか。 家の敷地から出ないで21日が経ちました。 失業中らしい体験ですね。 毎日やることが多く忙しく過ごしていたし、敷地面積が広いので閉塞感とはほど遠く、むしろ無駄に広い庭の花の手入れもしないと各所が気になる…という一軒

          愛とか恋とかの話をしようよ

          数日前から、人におすすめされた本を読んでいる。 その本は、エッセイなのか日記なのか、恋愛小説ではないが人を恋しく思う感情について綴られているものなので楽しく読めている。 と同時に、私が語ってそうなことを語っているので、僭越ながら、少しだけ、私も同じような本が書けそうだと思ってしまった。 この夏の日記はあえて、テーマを偏らせずにばらばらと。あえて人と語るほどでもないことをとりあげているけれど、これとは別途、愛とか恋とかについてひたすらな散文を書くのも悪くないという気分になっ

          愛とか恋とかの話をしようよ

          浴衣と水着、何着持ってる?

          それなりに充実した夏を過ごしておりますが、今年は浴衣と水着の出番がまだございません。みんなはそれぞれ何着くらい持っているのかな。 私は浴衣は3枚持ってるけど、お気に入りの1枚をひたすら着続けています。 浴衣でおでかけした日は思い出がスペシャルになるから、できるだけ着た方が幸せな人生だ。 一方で水着は、リゾート行く時に(あの水着は、もう、年齢的に卒業した方がよいデザインかもしれないな…むむむ)とか言いながら、その時の気分で安易に買ってるので、たぶん10着くらいあるような…。

          浴衣と水着、何着持ってる?

          イギリスのサマースクール時代の夢を見た

          久しぶりに、起きても鮮明に覚えている夢を見た。 イギリスの学校に留学する夢。夢に出てきたシーンは私の創作映像だったけど、なぜその夢を見たかは理解できる。 私は中学1年生と、2年生の夏休み、イギリスの学校のサマースクールに通わせてもらった経験がある。最近、海外の学校に通う話を聞いていたから、それがトリガーとなって昔の記憶が蘇ったのだと思う。 英語もできなければ、スマホもない、あの時代によく外国行って元気に学校生活楽しんでたな~と今思えば感動するけど、とにかくなんとかなるも

          イギリスのサマースクール時代の夢を見た

          占いと私と、思考の壁打ち

          現代日本の若者女子の3大宗教は「MBTI診断」「しいたけ占い」「頭痛ーる」の3つ。 そうきいて、ほんとそうだわ、上手いこというわ~!!と、はしゃいでいたのですが、37歳の同僚男性はひとつも知らなかった!そんなもん? 私は占いを信じるか信じないかで言ったらたいして信じてないのですが、好きか嫌いでいったら、好きです。 なんだろう、占いとか診断に、未来の出来事について思考する、イメージする、そのきっかけの投げかけをもらってるのかな。 壁打ち的な思考の、最初のボールをくれる感じは

          占いと私と、思考の壁打ち

          なんでもない日の愛し方

          お休みの日を有益にすごさないといけない気がしてしまう病は、私の持ち前の向上心が理由なのか、それとも産業革命後の人類の経済活動が私をそうさせてしまったのか…。 なんにもしないぞ!と割り切って迎える休日と、何かしなきゃ!と思う休日では、何かしなかった時の気分が全然違いますよね。 今日は久しぶりにお休みらしいお休みだったけど、やらなければいけない色々なことを進められておらず、なんだかしょんぼりしてしまう時間がありました。たぶん私は、私のパフォーマンスに期待しすぎなのでしょう。

          逃避のエネルギーが私にこれを書かせているという

          お盆も明け、注文していたスマホカバーがついに手元に届きました! 私の推しのアイドルと「30秒WEBで話せる」という抽選にあたったので、その30秒の活用方法として4択で画像を用意して、スマホカバーを選んでもらったのです。選ばれたのはこの淡いグリーンのカバー。 自分で4択用意したけど、これにならない気がしていたので、予期せぬ結果が実物として手元に届いて、なんだか楽しいです。 私は予期せぬ出来事が大好物。 この「夏休みの日記」、ちゃんと続いていますが、その秘訣はずばり「逃避」です

          逃避のエネルギーが私にこれを書かせているという

          あの頃、嘘みたいに静かだった京都の夜

          京都芸術大学という大学の通信の学生になって2年以上が経ちました。 基本的にWEBや東京にあるキャンパスで授業を受けてしまうため、なかなか京都のキャンパスに行く機会がないのですが、来春は10日ほど京都に滞在して、大学での時間をふくめて、ゆっくり過ごしたいと計画中。 コロナ明けの世界中でオーバーツーリズムが叫ばれてますが、京都はコロナの前も、海外観光客で賑わい、たぶん2019年くらいに最高に混雑していたんではないかと思う。 コロナがまだ明けてない秋の夜、先斗町の静かなバーに

          あの頃、嘘みたいに静かだった京都の夜

          私とトルコのおじさんたちの話

          数少ない私の日記の読者さんのひとりから、旅行系の話が読みたいとのリクエストをいただいたので今日は旅の話。 昨年いったトルコに、もうまた行きたい~ってなっているこの頃なので、今日はトルコの思い出。 私は旅先でいろんな人の親切を浴びてばかりで、なんてワンダフルワールドっていつも思いながら旅しているんですが、その中でもトルコは親切にしてもらったことがとっても多い。 20歳のときに、同じ大学のゆりさんと、HISの格安ツアーで初めて訪れたトルコの首都・イスタンブール。 夜景が綺麗

          私とトルコのおじさんたちの話

          健康器具とかお弁当箱とか別荘の減価償却

          何か新しいことをする際に形から入りたがる族がいる。ヨガを始めるなら可愛いヨガウェアをちゃんと買って、楽しく始めて続けようとする人たちを、愛おしく思う一方で、私は、一切、形から入りたがらない族である。 理由は二つ。 私はミニマリストとは程遠く、既に物にあふれた生活をしているので、これ以上、新規の活動のための物を極力増やしたくないという思い。 もう一つは、はりきって買っても、その新規活動がそんなに続かないかもしれないと思うと、使えなかった自分にがっかりしたくないので、できる

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