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引きこもり21日目

ご存じでしょうか、サーティーワンのアイス「マンゴタンゴ」、美味です。
今夜はエジプト・カイロの物件紹介番組をみながら、不意にもらえたマンゴーのアイスを愉しむ夜です。悪くない夜です。
外には虫の音。秋が近いですね。

今日は久しぶりに日記らしい日記を書きましょうか。

家の敷地から出ないで21日が経ちました。
失業中らしい体験ですね。
毎日やることが多く忙しく過ごしていたし、敷地面積が広いので閉塞感とはほど遠く、むしろ無駄に広い庭の花の手入れもしないと各所が気になる…という一軒家にいるので、一般的にイメージする引きこもりとはだいぶ違いますが、とにかくどこにも行かずに暮らしました。暮らせました。
それによるメリットなどで特筆すべきことはありませんが、特に残念に思われるような暮らしもしていないです。

毎週末、どこでもいいからとにかくどこかに行かないと叫びたくなるという友人が何人かいますが、私は特に、出かけなくてもストレスがたまりません。
旅行好きというと、出かけたがりに思われますが、そんなことないのです。毎度、重い腰をあげてなんとか旅立っています。それについてはほめられたいくらい。

久しぶりに本を一冊読み切れました。
本を読む人は孤独であるという仮説が正しいとすれば、私は久しぶりに孤独を手に入れたのかもしれません。

親友の旦那さんは、妻と子に優しく仕事に情熱をもつ好青年なのですが、彼は「お金にならないことはがんばらない」という分かりやすいモットーをもっているそうです。とても潔くて好感をもてますね。

私はここ何年か「感情などを探る内向的な思索はお金にならないのでやらない」という潔さで「外向的な思索」に集中してきました。ひたすらアウトプットしまくる企画業だったのです。

そちらのスキルはおかげさまで少し伸ばせたと思われるので、しばらくは置き去りにしてきたような気がする「内向的な思索」を少しだけ、自分に許そうと思います。それが誰かの為にならなくても。

こういうこと書くと「ああこの人はアウトプットの量が過剰で何かが枯渇してしまっていて、インプットしたいモードなんだな」と思われそうですが、なんだろうな、ちょっと違うのです。たぶん枯渇はしていない。
違う戦い方を模索する感じですかね。

季節が来たので、しばらく使ってなかったプールを掃除しよう、みたいな感じが近いかもしれません。これから水をためて、泳ぐ準備。
泳いだら気持ちよくって、水面がキラキラしていたらいいな、と想像しながら、プールの準備をするのです。

明日で引きこもりを終えて、東京へ。
さて、次のシーズンを始めましょう。




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