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レビュー 金持ち父さんのキャッシュフロークワドラント

著者 ロバート・キヨサキ
訳  白根 美保子
評価 会社勤めの方で、自分の立場、給料に満足いっておらず、金持ちを夢見る方にオススメの一冊

この本を読んで理解したこと
1どのクワドラントに属しているか
2なぜBから始めるべきか
3いい負債と悪い負債の違い

はじめに

年始の古本のセールで買うことができた本書でした。

本書は、私の人生の道標になる一冊間違いなしです。

どのように経済的な不安を抜け出すか?

ということをテーマに、投資家として支出を超えた不労所得を得るための考え方について書かれています。

前回読んだ金持ち倒産の投資ガイド入門編を読み

本書の内容がわかればもっと要点がわかるだろうなと思い読みましたが、

期待を大きく上回る内容でした!

1 どのクワドラントに属しているか

本書の中心人物、金持ち父さん。

彼は、社会で働く労働者を4つに分類しています。

お金持ちになり、経済的自由を手にするには

どのグループ(以下クワドラント)に所属するかが鍵になるのです。

金持ち父さんは、どのクワドラントからでもお金持ちになれると言っていますが、

Bから始めることこそ、最速で金持ちになれる道だと言っています。

では、次のトピックでなぜBから始めるべきかをまとめます。

2 なぜBから始めるべきか

Bは、ビジネスのことについて深く知識があるため

ビジネスに投資した際、自分の知識を活かして投資をすることができます。

そうすれば、ビジネスオーナーだからこそわかる、儲かる投資方法が見えてくるためです。

反対にEとSが投資を始めたとしても、投資するビジネスに詳しくないため

博打して儲かると言われるものに投資をするしかないのです。

投資はリスクがあるという考え方は、言い換えると

投資に対する確かな知識がないために、危険な投資方法をとってしまうのです。

分散投資なら危なくないし、きちんとリスク負担もしている!

という声があるかもしれませんが、分散投資では、結局大きな利益を上げることは難しいのです。

さらにBは、EやSのグループに比べ税の優遇措置を受けることができます。

ビジネスを始めて、税の優遇を受ける→浮いた資産を投資に回す→投資したお金がまたお金を生む。

このキャッシュフローを作ることこそがBを最速で金持ちへと上げていくのです。

3 いい負債と悪い負債の違い

多くの人が、自分のお金の流れを理解していません。

それは、我々の教育が上記グラフのEやSを作り出すためのものだからです。

人々が学校でファイナンシャルインテリジェンス(お金の知識)を学ばず、

銀行やお金のことに無知な人から言われたことを鵜呑みにし、

ローン(悪い負債)を組んで家を買うため、

お金の不安を抱いて汗水垂らして仕事をすることになるのです。

金持ち父さんが本書でいう、いい負債とは

人に支払ってもらえる段取りのついた借金のことです。

反対に、悪い負債とは

自分が汗水垂らして働いて返す借金です。

借金は、自分で返すというのが当たり前です。

しかし、本書では著者がいい負債のやり方を体験談として載せています。

それは、大きな土地とその土地に建った中古の家を負債(借金)をして購入し

自分で家の手入れを施します。

一部の土地を自分に、

残りの土地とその上の中古住宅を他人に利益を乗せて売ります。

そうすることで、他人から得た資金で借金の返済に充てることができるのです。

著者は、ある程度の頭金があったのでほぼ無利息で借金を返済しています。

これこそ、いい負債を持つやり方なのです。

悪い負債をすれば、

借金を返す=銀行の売上に貢献する

ということです。

家を購入しているんだから、家は自分の資産だ!

こんなことをよく話す人がいますが、それは違います。

ローンを払い続ける以上、その家は銀行のものです。

負債を持つこと自体は、悪いことではありません。

ですが借金をどうやって返すのかをもっと考えなければいけないのです。

所感

私は、この本に出会うべくして出会ったと思っています。

私は、沢山のお金の悩みを仕事場の先輩や上司から嫌というほど聞かされてきました。

その度に、結婚、マイホームや自分の仕事のキャリアに対して夢を失っていく自分に気がついたのです。

ですが、今はその悩みは少しずつですが解消されていってるように感じます。

しっかりと勉強して、お金に対する知識を深めれば

私の人生はもっと楽しいものになるんだということが分かったからです。

今後も本書の続編を読んでいき、少しでも早くFIREを実現するため

失敗しながらも、少しずつ目標に近づいていきたいと思います。

※今回の記事から、文体をですます調に変えることにしました。
読んで頂いた方に気持ちよく読んでいただければ幸いです。

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