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寝る前のメモ。


明確な理由はわからないけれど、ここのところ最近は「いま、私には物語が必要だ」と感じることが多くて。Amazonプライムで映画を観たり、ひさしぶりに買った小説を読んだりしながら、どうにか自分自身を奮い立たせようとしていた気がする。身が入らないほどではないのだけれど、しばらく空まわりしている感覚があって、なんとなく軸を戻したいなと思っていたところ。

休もう!と思えばいつだって休める状態でありながら、何かを埋めようとしてついつい・・・と感覚的に動いてしまう日々でしたが、午後からは先月予約していたお芝居と「竜とそばかすの姫」を観てきました。暇じゃないはずなんだけど、心はずっと何かを探しているんだよね。(正確には、お芝居を観たあとに、もう少し続きがほしくなって。あるいは、中村佳穂さんの歌を聴きたくなって。)

そろそろPCを完全に手放して外に出ることをせねばと思いつつ、こういう思いつきができるのもPCを持ち運んでいたからだよな・・・なんて。

アニメ映画を映画館で見たのは、「風立ちぬ」以来のような気がするけれど、アニメーションの美しさと劇場のたのしさを久しぶりにたっぷり味わってきました。どうしても声が中村佳穂さんすぎて、主人公の雰囲気と重ねるのは少々難しかったというのが正直な感想ですが、「U」という仮想空間においては、彼女の歌声がぴったりだと感じました。

数日前の、Amazonプライムで無理やり勇気をもらおうとしていた苦し紛れの状況とは違い、物語がスーッと入ってきて。誰もが抱えているかもしれない二面性について、改めて考えるような時間にもなりました。ありきたりの言葉だけれど、どれだけ確立しているように見えたとしても「本当の自分」というものを、多分みんな探して生きているんじゃないかな。表に見えているものだけが全てじゃない。

わたしはそれをバーチャルな世界に委ねることはないけれど、でもやっぱり裏面みたいなものがあると思う。だからこうして、毎日書きながら発見しようとしているのかもしれない。

正式には昨年出会ったばかりだけれど、お芝居はやっぱり感情を解放してくれる気がする。今回鑑賞したのは一人芝居だったのだけれど、間の取り方や声の出し方で、不思議と空間が想像できてしまうからおもしろい。一人なんだけど、一人じゃないというか。

芝居がやりたいというよりも、声の出し方や話し方をどうにかしたいと思う最近ですが(母にもアナウンススクール?ちょっと違うやつ?を勧められました)、機会があればちょっとチャレンジしてみたいかもしれないな。感情をちゃんと出すことを、なんとなくした方がいいなというか、できた方がいいんじゃないかなって。

昨日書いた英語に続いて、伝えることの幅を広げられたらと思っているので、のこり半年で何かやってみようと思います。クレイアニメは夏休みにつくるぞ〜!

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