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寝る前のメモ。


やっぱり私は、市場が好きやな〜ということを再確認する1日でした。海外に行けば市場やマルシェを訪れ、日本では商店街を巡る。ただひたすら路上を歩きたくなる理由もきっとそこにあるような気がしていて。

ひさしぶりに対面で、まったく知らない誰かに情報を伝える難しさとライブ感を楽しませていただきました。まずは初出店、無事に終わってよかった。ようやく脳みそも戻ってきたので、簡単な振り返りと明日の準備を。

ただひたすらに、自分がおすすめしたいものをものをおすすめすることが許されている場(?)は、とにかく居心地がよかった。相手にとってもそうだったらいいな・・・と思いつつ(伝え過ぎていないか、途中でハッとしました。笑)。小学生の頃は雑貨屋さんを夢見ていたわけですが、やっぱりセレクトショップみたいなものをやりたい気持ちが高まってしまう。

地元のものも、世界のどこかで出会ったものも、ひとつの場に集めていきたい。それらをもとに、学びや気づきのあるツーリズムの導線を・・・。人が集まる場にある(あるいは自然界における)“Lively”を展示したい。

街路の活動の多様性が高まるほど、種々の相互作用が生まれる可能性が高まっていき、そこでの相互作用の中身と重要性は大きな広がりを見せる。座席、ベンチ、芸人、呼び売りの商人、売り子、カフェ、青空市場、商店、周りの歩行者などはすべて、人々の間で共通の話題が話され始めているのを見つけることで、立ち止まり会話を交わす機会をいっそう高めている。ここでの鍵となる概念は「立ち止まりやすさ」である。

ジョン・アーリ著『モビリティーズ 移動の社会学』
第II部 移動とコミュニケーション より

もし、お店をやるなら、お店の前にはベンチを置いて、ゆっくり座ってぼーっとしてもらえるような感じがいいかな。まちなかだったら、ワサワサと樹木を置きたい。


いろいろ焦ったり考えたりするけれど、こうやって思考や準備してきたことを試せる場があることが一番嬉しい。なんかこう、いろいろとシンプルになっていくよね。規模は全然違うけれど、いまオリンピックで戦っている選手たちの気持ちと根っこは近いような気がしている。というか、私自身がスポーツをやっていたときの感覚を思い出せた感じかな。

ほぼ1日中立ったまま話し続けて、それでもあまり疲れていないということは(むしろ快感というか爽快というか、すでに次のことを考えている)、アドレナリンが相当出ていたんじゃないかと。他者がいるからこそ実力が試せるということに、いま一度立ち返りたいと思います。

自己に集中して、相手を意識できなくなっていた最近だったので、ちゃんと「伝える」を捉え直したい。

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