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寝る前のメモ。


SNSがあったから、いろんな人たちと出会えたことは事実なのだけど、それだけが世界のすべてではない。

この一週間は、そんなことを改めて感じる日々でした。


SNSで、一生懸命あらたな価値観や考え方との出会いを探していた時期もあったのだけれど、今年の夏がすぎたあたりから、ほとんどその役割はなくなってしまって。年明けから毎日の出来事や思考を綴っていた手帳も、そのあたりからまばらになっていて、今はもう、印象に残った日のことしか書き残していない。

大きな理由としては、自分が生きている世界(地元)が、これまで以上にグッとおもしろく、また、のめり込みたくなったからだと思う。いろんな人の行き来が生まれていて、自分自身が国内外を行き来する機会もちょこっと増えて、わたしの中で「エンタメ」の要素を感じるもの存在がどんどん変わっていったこと。

これまでのことで、おもしろいと感じるものもあるのだけれど、遠くの誰かが話していることよりも、目の前の人たちと話していることの方が、今のわたしにはずっとおもしろい。そこで一緒になにかをつくりあげていこうとするプロセスが本当にたのしい。


有名な人や大きなことを成し遂げている人も素晴らしいけれど、そこに優劣を感じなくなったこともあるかな。別の言い方をすれば、小さくても、必ず誰かに届いていることに、確信が持ててきたのだと思う。それは本当に、周りの人たちのおかげだな。

そして、純粋に、自分がやっている以外のことを考える余裕や時間がなくなったということ。思っていたよりも、スペイン・オランダから戻った9月以降の記憶がない。断片的に思い出せるものごとはいくつかあるけれど、もうほとんど覚えてない。


わたしには、やっぱり手に届く範囲で小さな循環をつくるほうがあっていて、そういうところから、地元と世界のつながりをつくっていきたい。デザイン的にいいものに触れることも、世界の課題と向き合うことも、同じくらい大切にしたいし、そのなかでできることからやっていけたらと思う。

まだまだやりたいことの1割りにも達していないのだけれど、これから一緒に動いていけたらいいなと思う人たちと、先週はちょっとだけゆっくり話すことができて、すごくほっこりした気持ちです。(車ぶつけたけどね。苦笑)


自分のなかですこしずつ、お別れを告げていくような気持ちがあることは確かで、でも、だからこそ、地元での時間を大切に過ごしたいと思うのでした。あと1年半くらいはひとまずやりきるのだけどね。

このままではいられない、ということもなんとなくわかっている。でも、前に進むために手放すことも決めていかないといけないから。

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