見出し画像

寝る前のメモ。


自身の言動が一致していないとだんだんソワソワしてくる性格なので、環境についてまずはできることからはじめてみました。私が反対の立場だったら、私と出会ったときに「それはやってないんだ」ときっと矛盾を感じてしまうから。

数ヶ月前に「プレシャスプラスチック」という取り組みを知り、エコツアーの一環として拾ったごみでお土産になるような廃プラスチックアートを・・・と思ったけれど、早速壁にぶち当たりましたね。

道端にはプラスチック製品がそこまで落ちていないのと、雨晒しだとめちゃめちゃ劣化しているので、砂を洗い流すだけでむしろマイクロプラスチックになってしまうという・・・無念(笑)

エコツアーに関しては代わりの方法を考えつつ、それでもプレシャスプラスチックはやってみたいと思っているので、ひとまず、コミュニケーションが近い人たちに言いふらしているところ。

興味関心は「持続可能性」の分野にあるけれど、基本的には飽き性だし、使命感だけで生きられないしで、たのしく続ける方法を編み出して行けたらいいなと思う。ごみ拾いが日常になるよりは、ごみを外に捨てる人を減らしたいところだけれど、そっちは一人だとできないんだよね。

なので、まずはごみ拾いがたのしくなればいいなと思う。

道路交通系の課題については何度か書いている通り、アイスランドのアークレイリで見た解決方法がとてもクリエイティブでいいなと思っているので、規制とか啓発とか善意とか、そういうのじゃなくて “思わずそうしたくなる” やり方がいいよね。行動心理学の分野になるかもしれないけれど。

もちろん、上記の3つは大切なんだけど、あくまできっかけなのかなと思っていて。自分自身の生活レベルに落とせなければ、他者に広めるのもむずかしいしね。話していると、いいことをすること自体が恥ずかしいという人もいるみたいだし、なるべくたのしい入り口をつくれたらいいなと思う。

騙された!と思ってくれてもいいから(笑)、まずはやってみるのがいいんじゃない。行動する前からああだこうだ言う時間があるなら尚更。

別にいい人になりたいわけじゃない。偉くなりたいわけでもない。ただ、人間の都合で行ってきた「開発」に少し疑問をもっているだけ。学生時代に貧困地域の経済開発を勉強しながらも、既存の開発だと環境破壊は避けて通れない・・・というもどかしさと、経済格差をなくしたいという気持ちと。

それに加えて、ディベロッパー手動の開発はさすがにもう潮時だろう・・と思っていた矢先、地元でそれが簡単に起こってしまった虚しさもある。環境先進都市をうたいながら、今、それしちゃう?みたいな感じでね。

その辺りについて、もしかしたら「コンヴィヴィアル・テクノロジー 人間とテクノロジーが共に生きる社会へ」にヒントがあるかもと思って、ぼちぼち読み進めているところ。人が人らしく、また、自然とともにある生活をテクノロジーで可能にしていきたい。

自立と他律のバランス、自分とは異なる他者との出会い、そうした他者と同じ場や時間を分かち合うこと---コンヴィヴィアリティという言葉には、ただ「共に生きる」という意味だけではすくい取れないニュアンスが含まれているのである。

緒方壽人著「コンヴィヴィアル・テクノロジー 人間とテクノロジーが共に生きる社会へ」より

いただいたサポートは、より良い文章をかけるように有料noteや本の購入にあてさせていただきたいと思います◎