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視点、力点、作用点。


「うまく」説明しようとするから余計に話がややこしくなるのはわかっているけど、すこしだけいつもカッコつけてしまう。

カッコついてないこともわかってるんやけどね。


最近「どんな仕事してるの?」にひと言で返せる術を探していて。

今の会社の肩書きは「総務・ライター」それとは別にも「Webライター


語弊を恐れずに言うなれば、わたしは「ライター」じゃないし、そんなこと畏れ多くて到底名乗れない。

それってじゃあ、これまで「ライター枠」で書かせてもらったのは一体なんやったん? ってなるんやけど、それは修行というか、国内外の友達に伝えたいことというか、自分の思考を整理したかったというか。


ほんの僅かなお小遣いはもらっていても、生きていけるほどではないし、それで生きていくつもりはあまりない。だからなおさら「ライター」なんて名乗れない。

でも「知ってほしい」場所や人がいるんです。だから、微力だけどできることをしたいなって。

MATCHAの記事が多言語化されているのを発見して、夜中にニヤニヤしていました(笑)  亀岡の記事も韓国語になっていて。おおお!ってね。


(でもやっぱり名乗っている以上はそういうわけにもいかず…。というか、こんなわたしにもわずかにある「チンケなプライド」が邪魔をするんですよね。「ライター」って最近増えましたよね、とか言われちゃうと。そして周りの方々に「ライターもしてるんですよ、この子」と紹介されると「ヤバイな」って背筋がいつも正されます。)


じゃあ結局何やってんの?と言われてもやっぱり今はうまく言えなくて。

言えるとすれば、「なで肩なので」のひと言。


でも、ほんとは身近な人ほどわかってほしかったりするんよね。だから共通言語を持てればいいなと思っていて。

気にかけてくれるのは嬉しいけど、まだ明確に言えないから歯がゆくて。


明確に言える日なんてくるのかなぁ?という不安もさることながら。


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ひとまず、少しずつ自分にとってのキーワードっぽいものを綴っていこうと思います。だれかにとっては「あたりまえ」のことも、だれかにとっては「新鮮」だったりするので。


【まちづくり】

まちづくりって幅広いですよね。人が普通に生活しているフィールドなので。主に地域活性化の分野になるのかな、いわゆる地方創生

商店街や、集落、地域、街をうろうろしています。この辺はこれまでと案外変わらないかもね。

市場が好きで、ガイドブックに載っていないところが好きで、カッコイイところが好きで。それから、その国や地域の文化を観察したり、人との交流をしたりするのが好き。知らないものを知る瞬間が楽しいのだと思う。


ただ、わたしには「まち」はつくれないので、どちらかというとまちにおられる・ある “もったいない” 資源を見つけていきたい。それは「人」かもしれないし、知られていないだけかもしれないし、空き家や空き店舗かもしれない。

そこで無理やり何かをすることはなくても、誰かが「やってみたい」とか「あったらいいな」と思うなら、お手伝いをしたくて。チーム作りの要素もあるのかな。

それから、地域に必要な情報発信(内向き・外向き)もできるといいなと。案外知らない「まち」のお話なんかも紡いでいきたいなぁ。結構耳に入ってくるんです。ここ最近。


あとは、ログをとっておきたくて。たぶんいつか役に立つと思っていて。地域には探したくても情報がなかなか出ていないことがあるんです。


個人としては、ポジティブな「終わり」を見守りたい。


人が減るのは目に見えているし、高齢化、建物の老朽化・耐震の問題もあると思うので。いろいろ転換期な気がするんです。そもそも転換期じゃない年なんてあるのかな。まあいいや。

なので、「終わり」へ向けて丁寧に整えていけないかと思っていて。これだけ「残す」ツールがある今だからこそ。


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そんなこんなで(どんなこんなやねん…)現在は、ワークショップやリアルイベントの企画運営、ライティング業務などに携わっています。まだまだほんとにサブですが。

ちなみにこのアクセサリーは、我らが亀岡のH商店街の看板がモチーフです。「なんかできないないかな〜」を落とし込むとこうなりました(笑)

現状、お金になりにくい仕事ではあるかもしれませんが、案外食べられている人はいるんではないでしょうか。

なんでもやり方次第なんやろね、今の私にはそんな簡単なことじゃないですが…。


【暮らすように働く】

初めてこの言葉を目にしたのは日本仕事百貨さんだったかなあ。

仕事とプライベートの境界線が薄れているというか。ただ薄れているだけではなくて、メリハリつけて仕事と生活が両立できるようにカスタマイズした働き方なんだと思う。

仕事が暮らしに歩み寄るというよりも、仕事が「暮らし」の一部であることを再確認する。重きをおくのはあくまで「暮らし」。

団塊世代の方々が作り上げた「日本」に感謝しつつも、ICTで可能になったこと・なっていくことで今後の職業や働き方はさらに変化していきますよね。

自分の親ですら、自分の働き方をわかってもらうのに時間がかかりました。でも、ここだけは諦めたくなかったんよね。逆に何か始めてみて、できたものを見せて、ってしていくと1年足らずでどうにかなりました。なってないかもやけど(笑)


【ビビリ】

さっきの話ともリンクするのですが、ICTで可能になる未来は明るいものだけではありません。少し前に話題になったオックスフォード大学の研究では、10~20年後には今ある職業の47%がなくなるとも言われていますよね。

だからこそ「なくならない仕事」もしくは「順応できる働き方」をしようと思ったんです。ビビリなので(笑)

少なくとも、人のこころの動きに関わる仕事はなくならなそうで。そうなってくると、「仕掛けを考える」仕事はまだなくならないだろうし。


【今後の展開】

この先どんな仕事をしているかわからないけど、「どこ(の国)にいても」働けるようになりたくて。あとは、若いうちに「失敗してもいい場所」をつくりたい。わかもんラボで提案しようかな(笑)


結婚して子どもができても、おばあちゃんになっても何かやっていたいんだと思う。

だから学ばないといけないことが山ほどあるんです。スピード上げていかないとね。ゆるゆるですが。


いつか、あの頃のみんなで働きたいとも思っていて。半分冗談で、半分本気のお話。

視点を常に変えながら、支点と作用点をなるべく離せるように。肩肘張らない距離感まで。


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