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寝る前のメモ。


過去の栄光のようなものはあまり引きずりたくないけれど、わたしのベースには確実にバスケットボールがある。何かに夢中になれば、こんな片田舎からでも全国の舞台に立てることを知ってしまったんだよね。平均身長がとても低いチームでしたが、いい仲間とコーチに出会えたことが大きかった。

毎日のリズムもマインドも、割とその頃に鍛えられていて。目標は何か、そのために何をしなければいけないか、チームが勝つための行動ができているか。遠征にもたくさん行ったので、自然と集団行動も身につくし、その土地ならではの楽しいこともおいしいものもたくさん知った。

状況判断力も多少は身についたんじゃないかな。ドリブルなのか、パスなのか、シュートなのか、1秒のあいだに判断することが多い。瞬時の判断材料やある種の勘が経験上の統計であるとすれば、バスケットボールをするだけで多少は反射神経も良くなると思う。360°気にかけていないといけないし、1秒でどんどん状況が変わっていく。

悔しい経験もたくさんしてきた。試合に負けて悔しい時もあれば、試合に出られない悔しさを感じることもあった。そのなかで、他者と比べるよりもまず過去の自分と比べる習慣がついていったのだと思う。負けを認めることで強くなれたし、自分の弱いところともたくさん向き合ってきたと思うので。

こんな調子だったので、ぼんやりと体育の先生かスポーツトレーナーになると思っていたんだけどね。上には上がいるわけで、バスケを仕事にすることができなかったんだけど、それに関われる仕事をしたいと思っていた。でも、いつの間にか別のフィールドでプレイヤーとして輝ける場所を見つけたいと思ったのかもしれない。

あるいは、単純に代々木第二体育館で建築に触れ、好きでつながるコミュニティができ(他校にどんどん友だちができた)、多様な人たちと出会うなかで(ハーフの選手やルーツが外国にある先輩)、興味が移っていったとも言えるかな。長年連れ添ったバスケを手放すのはちょっと怖かったけれど、冒険心が勝ってしまった。


こうしてTVでバスケが観られるのは嬉しいんだけど、同時に、なんとなく過去をえぐられるような気持ちになる。自分自身に一番まっすぐだった時期だから眩しい?まだどこかでやり切れていない悔しい気持ちがある?全国にまた名を轟かせたい?どういう気持ちでそうなるのかはわからないけれど、自分が選んだ道を突き進むしかないはずなので。

あの時、自分の武器だと認めてもらえなかった「アシスト」を、こちらのフィールドではガシガシやっていきたいと思うのでした。

なんの話や!


あと、全然違う話ですが、アメリカの動向を見ていると観光業がもうすぐ忙しくなる可能性を秘めているので、そのタイミングで自分のチャレンジを重ねてみるのもいいなと思っています。(非正規でもすごくお給料がいいそうですが、それでも人手不足になるくらい。)なので、それに向けてできる準備を進めておきたい。

あたまの中にあるいくつかのドットは生涯を通してコネクトしていく予定ですが、まずは足元を固めていかないといけないわけだね。あれが終わったら、これが終わったら・・・という現実は仕方がないのだけれど、思考としてはあまり良くない気がするので、いまの状態からでもできる英語のトレーニングを取り入れていきたいです(宣言)。

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