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寝る前のメモ。人間の「つよさ」はつくれるのか。


人間の「つよさ」をつくるために、どんな時間が必要なのだろうか。

先日、集まったメンバーでふと、そんな話になった。日本の若年層の自殺率が世界でもワーストに入っていることと、将来に不安を感じる若者が多いことが気になるね、という話からはじまったと思う。データは調べたら出てくると思うけど、私たちは世界でも「先進国」と呼ばれる立ち位置にいながら、国全体の幸福度が低い。

一体、そんな風に感じる理由はどこにあるのだろうか。(周りの同世代の方々を見ていると、統計の取り方がおかしいのかな、と思ってしまうこともある)


たしかに、不安か・不安でないかという2択だと、少子高齢化で社会保障が膨れ上がり、それを負担している私たち若者の未来には不安しかない。将来的な年金はあてにならないし、よっぽど蓄えがない限り老後の悠々自適な生活はおそらく成り立たない。

そして、これまで日本を築き上げてきた教育や雇用形態、それに紐づく就職活動などに限界がきている。

これらは正直、いまに始まったトピックスではない。でも、だからと言って20代のいまから頭を抱えるほどのことだろうか。



そういう風に言ってしまうのは楽観的かもしれないし、いざ、何かが起これば将来的な状況は変わるかもしれない。でも、なんだろうな、生きるうえでしんどくて大変なことは必ずあるけれど、いざ、その困難を乗り越えてみたら「大したことないな」と感じることって結構たくさんある。

ネットで調べた情報だけで一方に窮屈さを感じてしまう前に、自身の体で体感してみたらどうだろうか。自分自身や肌感覚を信じるには、その積み重ねに限る。



人間の「つよさ」をつくるために、どんな時間が必要なのだろうか。

もし、この問いに答えがあるとすれば、【なにかに夢中になること】ではないかと思う。

自発的なもの、強制的なもの、どちらもあるけれど、一定期間なにかひとつに思いっきり時間をかけたり、そのなかでじぶんと向き合ったりする時間がもっとあってもいいのじゃないかな。ある意味、人生における –––– とりわけ、精神面における修行期間のような。

自発的に勉強が好きなら問題ないけれど、若い間に、若いからこそ、それ以外のなにかに思いっきり時間をかけてみてもバチは当たらない。


ほかの国からきた友人たちをみていると、修行僧になる期間、徴兵される期間は案外プラスなのではないかと思っている。日本だったらなんだろう、キーワードは農業とかかな。e-agriculture とかそのうち出てくるかな?

眠くなってきたので今日はここまで。

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