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寝る前のメモ。


昔、父と一緒にジムニーでオフロード(主に河川敷)を走るアクティビティがあったので、凸凹した道を走るとついワクワクしてしまう。このあたりの人たちは、身のまわりの環境でさまざまな遊びをつくる。辛うじて舗装された状態のガタガタの林道は、独りだと尚更たのしくて音楽を止めて窓を開ける。ほんの5分がちょっとした冒険になった。

このトラたちはプールにも海にも行きそびれてしまったのだろうか・・・と思いながら、不思議な光景をiPhoneに納める。

このエリアで飲まれていた茶のことを研究する先生がいる。生活をいちいち記録するようなことはないので、生垣で茶を自給していた頃の資料はほとんど残っておらず、手がかりがあるとすれば口承によるものになる。

「20年前まではつくっていた」という方もそこそこ高齢になり、可能であれば今のうちに記録をしておかないと、という気持ちが強くなってきた。わかることでお金を稼げるようなことではないけれど、生きてきた人たちの息遣いを辿ることで、土地に対する理解も深まると思うし、その解像度を高めることで私は事業を行える。

人の“弱さ”を前提としたテクノロジー、MBAみたいなものを、もっと考えたい気持ちが高まってきた。わたしは好奇心も向上心も大切にしたいけれど、そればかりの世の中だと堅苦しいし、わたし自身がいつも無敵なわけではないので。「失敗」と向き合うスタンスを変えていけたら、もう少し改善する余白もありそうだけど、失敗が悪とされてしまう世の中は窮屈だな。その辺りの話を考えると、いつも教育分野とデザインの話にたどり着く。

このあたりのことを深めながら、最初にできる小さな実験が何かを見つけていきたい。友人にも手を貸してもらうタイミングが来たかな。

ひさしぶりにバスケットボールの試合を見て、またどこかで関わりがあるといいなと思う。コートの使い方、攻め方、守り方、駆け引きの仕方、詰めの甘さ、、すっかり用語は忘れてしまったけれど、それでもミスが起こったときに今のプレーの正解がどうだったかはなんとなくわかる。バスケは見るとやりたくなるし、やると向上心が出てきてしまうので(それ以外のことができなくなってしまうので)、大学を機に辞めてしまった。

いつか、すべて一通り終える日が来たとしたら、ミニバスを教えるような事はあってもいいのかな、と少しばかり思うけど、長らく離れているとルールも一から覚え直しになるし、人生の後半ですることではないかもしれないな。

1年前にはじめたことが、どれだけの人のもとに届くかはわからないけれど、ひとまずやれるだけのチャレンジをしていきたいと思う。自分でちゃんと手足を動かし、こころを動かしていきたい。

「知恵をはたらかせ、体を動かし、心を響かせるを合言葉に、今日一日笑顔で頑張りましょう。」

指を滑らせながらびっくりしましたが、これが小学校の頃の放送で毎朝流れていた言葉です。放送委員じゃないけど、案外覚えてるもんやね。

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