KAMEzine vol.4
本日、第1回目の「カメオカイギ」を開催しました。
カメオカイギとは?
企画は昨年末からぼちぼちしていて、今年に入って企画会議。
この3人はこの1年以内に出会った、亀岡出身もしくは亀岡に所縁のある若者です。
この日は、以前亀岡祭の時にチャレンジショップをしていた豪くんが考えている「亀岡」を軸にしたカフェイメージの共有や、現在高校3年生のアヤカちゃんと企画している負けきらいゼミ(※1)の地図づくりワークショップについて。また、「亀岡」にこんなところがあったら面白そう! みたいなお話をしていました。
そして、わたし達のような若者は他にもいるのでは? ということで今回、「カメオカイギ」を開催することにしました。
1月17日の京都新聞の丹波版に取り上げていただいたことや、様々な方がFacebookやTwitterをシェアしてくださったことで、興味あります! 応援してます! というメッセージをいただきました。
ありがたいですよね。最近ほんとに涙腺が弱いです(笑)
(※1)…H商店街で開催している商店街ゼミのこと。現在、2017年3月に開催する第2回目のゼミに向けて企画を進めています。
ということでまずは、自己紹介からスタート。
ゲストハウスのスタッフをしている方や、市の職員さん、アヤカちゃん、基地計画のメンバー、そしてオブザーバーとしてH商店街の会長や、sajiの紀さん、ジャック高橋さん。そして今回の取材してくださった森記者さん。
振り返ってみると、合計10人ほどが入れ替わり立ち替わり来てくださいました。
まずは皆さんが考える、「現在地」を知りたいなということで付箋を使ってブレインストーミングから。
自然、農産物系…霧、京野菜、田園、雲海、蛍、彼岸花、亀岡牛、桜石、アユモドキ、七谷川の桜、保津川、水道水、BBQ etc...
人系…石田梅岩、中川小十郎、円山応挙、高木正勝さん(音楽家)、秋本治さん(漫画家)、グレゴリ青山さん(漫画家)、アレックスカーさん(東洋文化研究者)、そして…かめ人!!
食べ物、暮らし系…はっとりのさば寿司、ひろ季やの豆大福、カフェタイムのおいしいコーヒー、パン屋さん(コッペパン屋さん、薪窯パン屋さん)、おしゃれなカフェ、TEGAMIKAGUさん…いくらでも出て来そうですね。
観光資源系…亀山城、湯の花温泉、保津川下り、トロッコ列車、お寺、神社、コスモス園、プール、明智かめまるくん、パラグライダー、ラフティング、ゲストハウス藤原邸、京馬車、京都方面から来た時のトンネル、H商店街、負けきらい稲荷、亀岡祭、駄菓子屋さん etc...
伝統産業系…SANJIKU、京すだれ川崎さん、手描き友禅細井さん、天鵞絨、陶芸家さん、保津の藍染さん 醤油屋さん、酒造さん etc...
建物系…ガレリア、みずのき美術館、古民家、元オクラホマ大、学園大学、亀高 etc...
などなど、ここは話せばいくらでも出て来そうな感じがしますね。
その他にも、京都市内から近い、ほどよく都会 そして田舎、夢と希望 そして愛(笑) という意見もありました。
では反対に、
今、亀岡に足りないものって何ですか?
という部分を踏まえて
を考えてみました。
たとえば、
フリースペース…勉強や交流、イベントのできるような場所、Wi-Fiあり
ゲストハウス、夜カフェ、創業支援チャレンジショップ、コワーキングスペース、シェアオフィス、アトリエ、セレクトショップ、それらの機能が集約した小さな複合施設。
点を線にしていく取り組み、チームづくり、ラフティングの後のシャワー、レンタサイクルの営業時間、湯の花温泉への日帰りアクセス、古民家・空き家を活かした場所 etc...
それらを発信するための広報媒体として、フリーペーパーやWebマガジンなど。
そんな話をしながら、それぞれの熱量が次第にあがっていく気がしました。(一番あがっていたのはわたしかもしれませんが。汗)
新しいものをつくるよりも、あるものを使ってどのように組み合わせていくのか。目指すのは都会的なものではなく、今ある良さを残していく。流行にとらわれず、本質的に必要なものをつくっていく。そんな感覚は共通だったのではないかと思います。
観光面では、点になっている良さを線にして、面で見せていくhanareのような仕組みもいいですし、そんな風になると柔らかな「おもてなし」の空気感を醸成していけるかもしれないですね。その延長線上に、ここの暮らしをより楽しんでもらえる旅の提案や、訪れたくなる・住みたくなる「亀岡」があるのかもしれません。
こんな風に「亀岡のミライ」について、それぞれの立場や年齢を超えてゆったり話しておりました。そして気がつけばあっという間に終わりの時間。
皆さん、本日はお集まりいただきありがとうございました。引き続きどうぞよろしくお願いいたします! (写真は勝手につくったKポーズで。笑)
今日の話を元に、今すぐ何かが動くわけではないかもしれませんし、アイデアなら意外と誰でも出せるんですよね。自分達だけの理想郷をつくりたいわけでもありません。
だからこそ、今日ここで話したことを具体的に誰がどうしていくのかという段階になった時へ向けて、大事に温めていけたらいいなと思います。
「のんびり、ゆっくり、着実に。」できることからコツコツと。
ありがたいことに、「うちも会場に使っていいよ」というお声をちらほらいただいています。第2回目のカメオカイギはまた別の場所で開催できればと思います。次はどんなカイギになるのか、とっても楽しみです。
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