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寝る前のメモ。


昨日のお昼過ぎに、2回目の摂取を終えた。薬のおかげもあってか、しばらくは37度代をキープしていたものの、節々に痛みを感じ1日中安静することに。昼すぎまではわりと元気だったけれど、女子バスケの決勝戦と少しだけ本を読んであとは眠っていた。見に行きたかった展示は諦めることにした。たっぷり寝たおかげで身体は楽になったものの、夕方には38度まであがってしまったので、丸一日あけておいて正解だったのかもしれない。

場合によっては40度近く熱が出ると聞いていたので、心づもりはしていたけれど、そこまでしんどくならずにことなきを得た。

ベッドの上でボーッとしながら、世界中の人々に愛されるアニメーションが小さなまちにあることの意義のようなものを考えていた。

ちょうど、映画「かもめ食堂」の滞在記のようなエッセイを俳優・片桐はいりさんが書かれていたのを読んでいると、何度か「ムーミン」について触れられている箇所があった。世界中からそれを目指してフィンランドを訪れる人がいるからすごいよね。

その後、宮崎駿監督の「シュナの旅」を読んだ。チベット民話をベースに描かれたそうだけれど、「風の谷のナウシカ」や「天空の城ラピュタ」を彷彿とさせるシーンが随所に見られた。


思いつきもいいところだけれど、オリンピックとパラリンピックを分けて開催する意味ってなんだろう。参加国の数や競技数、選手たちの滞在期間・費用など、素人が考えるだけでも運営の難しさはあるかもしれないけれど、できることなら分け隔てなく開催してほしい。

例えば、バスケットボールや3x3と同じ流れで車椅子バスケが見られたら、それぞれのスポーツのおもしろさも同時に感じられるんじゃないかと思っていて。

障がいの有無に関わらず、スポーツそのものの価値は変わらない。今回もアスリートからたくさんの勇気や感動をもらったし、間違いなく毎日の活力につながっていた。

ほかにも、人種差別への抗議をする選手、LGBTQをカミングアウトする選手、亡命を希望する選手。私たちが抱えている世界各地に存在する課題を、みんなで共有する機会にもなったはず。それだけでなく、開会式のもつれ具合やある自治体の首長の言動など、日本の課題もたくさん露呈したオリンピックだった。

そんな世界を嘆いても仕方がないので、自分ができることから一つずつ取り組んでいけたらと思うのでした。オリンピックが終わった日本は、これからどうなっていくのだろう。わたしはただ、淡々と自分の日々を過ごします。

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