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寝る前のメモ。


梅雨も明けて、すっかり夏の空。昨年はあまり夏を実感できなかったからか、今年は空にもくもくと膨らむ入道雲すら愛おしく感じてしまう。暑いのは得意じゃないけれど、一年前はただただ耐え忍ぶ感じだったから。

ボイスレコーダーを聞き直さないと正確な内容は書き記せないのだけれど、今日は朝からお寺を訪ねて、写経のお話を。書き写すことで目の前の出来事と向き合い、行いを通して自己の内側に触れることで、その外側にある他者の存在を意識する。とても仏教的な考えなのかもしれないけど、なんとなくストンとくるものがあって。

写経を通して「できないこと」を認識したり、お唱えをする「きっかけ」をつくったり、書き終える「達成感」を感じたりしながら、自分自身で気づくことの大切さを学ぶ。

ご住職とのお話はそのまま、スポーツや異文化理解のほうへ転がっていったのですが、ずっとお話をしていたくなる程いい時間でした。こういう時間をシェアしていくために、写経の体験キットをつくっているので、また改めて書き記せたら。体験の先には現地にも来てもらいたいと思っているので、自由に行き来できる日がますます楽しみ。

何か疑問やアイデアが浮かんできたときに、一緒に考えてくれるその道のプロが身近なところにたくさんいて、だから「今」この場所にいられることが素直に嬉しいし、そういう状況をちゃんと次の世代にもシェアしていきたい。確実に受け取ってくれる子たちが3人はいるので安心かな。

帰国してからずっと、国外でも暮らしてみたい気持ちは変わらないけれど、ここのバトンをきちんとつなぐ役割だけは果たしていきたいと思っていて。お節介のようなことをしなくてもきっとつながるだろうけれど、ちょっとだけそのスピードを早めたい気持ちがある。

というのも、やっぱり生きるうえでたくさん出てくる社会の課題や難題を、なるべくみんなで解決できるチームになりたいし、そういう価値観を育めるとしたら、それもきっと「今」なんだよね。もし、みんなが住んでいる場所を大切にしたいと思えるのだとしたら、それを持続可能にするための取り組みにしていきたい。

忍耐強くやらねばならないことも多いけれど、それぞれの「やってみたい」を乗せてもらえる船の設計図はできてきたと思う。いまは、自分でオールを漕げる人たちの集まりですが、あと3年でどこまでいけるかだろうね。今年はある意味、自身の力不足から悔しい思いをしたわけなので、3年後にはかたちができていることを目標に。


今日はずっと21日だと思っていましたが、1日増えたようでちょっとラッキー。7月に入ってからもいろんなことが動いているなかで、ひとつひとつと丁寧に向き合いながら、矛盾するようだけどどんどん次のチャレンジをしていこう。大切にしたいことは忘れてはいけないけれど、大事にしようとしすぎないことも留めておきたいかな。

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