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寝る前のメモ。


午後からの2件の打ち合わせを通して、おおかた実現可能だけれどあと1、2ピースが足りないようなアイデアをいくつか話してきた。口にしていくことで自分自身の力不足を身にしみて感じるし、いい仕事していきたいよね、と改めて思う。

もっとこうできたら、もっとああできたら、、ということが次々に思い浮かんでしまい、結局ずっと満足できない(不満を抱えているわけではない)状態が続いている。できたことに対する喜びは感じながらも、つまずいた箇所をどうクリアしていくかの方がよっぽど考えごたえがあり、取り組みがいがある。私自身の人生はおおよそRPGのような世界なので、それ自体がゲームとして楽しい。

GWにそれなりのリズムをつくれたからか、今日は割といい感じで仕事が進んだ。(気がするだけだったらごめんなさい。笑)

こんな風に仕事と勉強のバランスを保っていけたら最高だけれど、保つことを目的化すると多分どこかで歪みがくるだろうな。でも、こうしてメリハリをつければそこそこやっていけるイメージもできた。あとは個人的なサマータイム導入のため(毎シーズンのことですが)、ちょっとずつ寝る時間を早めていこうと思う。

年齢のことはどこまで気にするかだけれど、かつてのユニフォームの背番号と同じように、あくまで飾りでしかない。年齢に対してこだわりがないのは、ある意味バスケットボールのおかげじゃないかな、とちょっと思う。上下関係はもちろんちゃんとしてきたけれど、コートの上ではまったく関係のないものなので。

私のまわりには、年齢のことをとやかくいう人はあまりいないけれど、年齢いじりが蔓延るような環境だとそれなりに苦痛を感じる年になってきたのだと何かの瞬間で感じた。特に、結婚することがいちばんの幸せだと思い込んでいたり(それ自体を否定するわけではないけれど)、独身を悲しいことだと思い込んでいたりする人が、他人にその価値観を持ち込むときが本当にいい迷惑。そもそも、望んでいればとっくに相談してるだろうし、あなたになぜ相談していないのか一度胸に手を当てて考えてみてほしい。

どういうことがきっかけで、この話を思い出したのかわからないまま書いてしまいましたが、昔だったら気にしていたのかもしれないことを、あまり気にせずにいられるようになったのは、素敵な大人にたくさん会ったからだと思う。

例えば、私はミュンヘンでカナダ人の女性と出会い(そこまでの経緯は長いので割愛するけれど、私は彼女に出会うまで男性と2人で歩いていた)、彼女から「ボーイフレンドはいるの?」と質問を受けた。またいつもの感じかなとついつい身構えてしまったけれど、「いないよ」と答えると、「そう、それじゃあいまを楽しみなさい」と予想外の言葉がやってきた。

彼女は早くに結婚して出産を経験し、そして、離婚をしたそうだった。若かりし頃にやりたい!と思っていたことができずに子育てを経験し、いまこうして一人旅をしている瞬間がとても楽しいと教えてくれた。彼女がなぜ赤の他人にそんなことを話してくれたのか、今となってはわからないけれど、「今はとにかくやりたいことをやろう!」と同時に「何歳になってもやりたいことはできるものなのだ」と、将来について希望をもてた瞬間でもあった。



結局、昨日(か一昨日)とは違った角度から「年齢」について書いているので、実はこだわっているのは私のほうかもしれないな。でも、ジェンダーのことも含めて感覚的な境目がどんどん薄まってきているので、自分にとって心地のいい状態はやっぱりそうなのだと思う。

私が知りたいのは立場や数字や国籍や性別ではなく、あなたが何を大切にしている人なのか。

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