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一流のサービスとは?

飯田亜美です。

今日の記事は、今の私にとても影響を与えた
新卒で入ったアパレル会社の社長とのお話と、
学生時代の私の体験談です。


アパレル販売職として入社する前の
内定式後の懇親会で
当時社長と直接お話しする機会がありました。

「ここで話さなきゃ!」と
直接社長の元にかけより質問をしました。


「入社する前までにやっておいた方がいいことはありますか?」


と質問したのを今でも覚えています。

その時に社長が私に言ってくださった一言。


「これからサービス業として
一流のサービスをする側になります。

そのためにも、
一流のサービスを経験してから来てください」


この言葉は、
今でもとっても大事にしている言葉で、


私の人生の指針を決めた言葉のうちのひとつになっています。

当時の私は、卒業前にロンドンに2ヶ月留学することが決まっていたのですが、

海外出張でマイルがたくさんたまっている父が
なんと卒業祝いとして

東京-ロンドン往復便を
エコノミークラスからビジネスクラスに
グレードアップしてくれたのです。


ここで初めて、
一流のサービスとは、こういうものなのか
という体験をしました。


当時のロンドン留学は本当に貧乏留学で、
できたばかりのユーロスターで
パリにも行きたかったけど、
お金がなさすぎて行けなくて、
ロンドン市内のみをひたすら散策。
(おかげでロンドン市内にはとても詳しくなりました)

学生の身分でビジネスクラスに乗るのは
正直気が引けましたが、

でも、卒業祝いだしと、
ありがたく受け取りました。


ビジネスクラスでの体験は素晴らしいもので、

席に座った最初から名前を呼ばれ、
機内食はフルコース和洋中選べて、
食前酒と食事中のお酒を
どちらもメニューからチョイスできて、
食後もお好きなようにたくさんの種類のメニューを注文できて、
食後にはお口直しのチョコを頂けて、

座席も almost flat で、
(当時。今はフルフラットもありますよね)

呼んだらすぐ来てくれる、
文字通りの flight attendant が、
至れり尽くせりでサービスをしてくれる。

12時間の旅がこんなにも快適なのかと、

人はこれに付加価値を感じて、
この快適さに
この時間の過ごし方に
この体験に
お金を払うのかと、

本当に衝撃的な体験でした。


この時
2つの感情が湧いたのでした。

ひとつは、

こんな素晴らしい体験をサービスできる
一流のサービスパーソンになりたいな。


もうひとつは、

いつか自分の稼いだお金で
ファーストクラスに乗りたいな。
ファーストクラスがふさわしい
自分になりたいな。


と。

この体験が、
今の私のベースになっている体験のうちのひとつです。

きっと世の中には、
他にも素晴らしい体験が
たくさんあるのだとと思います。

人への心遣いや、想いやり、
おもてなしを感じることができる
仕事をしたいと

自分の理想が浮かんだ
とても貴重な体験でした。

父親に感謝。


株式会社LIFE DESIGN 飯田亜美

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