在宅日記:5日目
4月6日(月)
会社に属していないので、普段から周りの人よりも家にいるはずなのに、この期間はいつもとちがって気持ちに余裕がある。昨日は数カ月ぶりに小説を読めてうれしかった。島本理生さんの『週末は彼女たちのもの』を一気に読んだので、今日からは原田マハさんの『デトロイト美術館の奇跡』を読みはじめようと思う。やわらかくて心地よく、それでいてぐっと引き込まれる物語が好きだ。
今日はリモート出社の日だったので、9時すぎに起きて、紅茶を入れて、10時から仕事をはじめた。黙々と仕事を進めていたのだけど、どうも頭が痛い。気圧のせいでもなさそうだし、自分では「余裕が出てきてうれしいな」と思っていたつもりだけれど、意外と外出自粛が心と身体に負担をかけているのだろうか。
明日には緊急事態宣言が出るらしい。GWに入れていた予定はすでにキャンセルした。コンビニに貼ってあったポスターの映画を、果たしてわたしは元気な状態で観られるんだろうか…とちょっぴり弱気になった。だってどれだけ気をつけていても、ちゃんとしていても、ウイルスに確実に勝てる方法なんてないから。収束までどれくらいかかるのかわからないけれど、みんなで励ましあって乗り切ろうね。生きてまた会おうね。
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