悪あがきのために今年も手帳を買った
手帳が続かない。私は手帳を書くことを続けたことがない。
手帳というアイテムは好きなのにスケジュールを書き付け、事細かに管理するというのが苦手だ。
続かない理由の一つとして、そもそも予定を埋めるのが嫌いということがある。
何時にどこに行かなきゃならないという「時間を気にする必要がある」予定が入っていることが非常にストレスになるのだ。
だから時間を逆算して動かなきゃならない予定はできるだけ持ちたくない。さらに言うと仕事の予定を手帳に書きたくない。
手帳を見るたびに仕事のことを思い出すと舌打ちをしたくなるからである。
プライベートの楽しみと大嫌いな仕事の予定を一緒に目にするのは自分としては最悪なので絶対に手帳に仕事のことは書きたくないのだ。
ここまでくると手帳に何を書くんだ、ということになる。
予定を入れるのも仕事のことを書くのも嫌。スケジュールらしきスケジュールがまばらにしかなく、書いても書かなくてもいいので結果的に手帳を開く頻度が遠のくという感じである。
しかし、毎年懲りずに手帳を買っている。
かわいいデザインが多くて「使いたい!」という気持ちにさせられるのだ。文具メーカーさんの戦略にまんまと乗せられている。
例によって今年も手帳を買った。ロフトでずらりと並んだ手帳をぺらぺらと見ていたら使い勝手も見た目もツボなものを見つけてしまったのだ。
マスタードカラーでメジェド様である。
これはもう一目惚れだった。
マンスリー見開きもあるし、ウィークリーブロックもある。
買うしかないと思ってお迎えした。
ここの会社さん、シュールかわいいデザインが多くて気に入っているのでまだ手帳お悩み中の方は見てみてほしい。
手帳を続けられた試しがないと冒頭で書いたが、今年はもしかしたら続けられそうな気がする。
それは趣味の同人活動で小説を書いているからだ。
ここ1年ぐらい活動を続けているが、推しカプのオンラインイベントだったり記念日だったりに合わせて小説を書くことも多い。
そうなるといつまでにプロットを書いて、本文執筆にどれくらい、投稿する日はこのあたりと存外日付を気にしながらやることが多いのでこれは手帳をいい感じに使えるのではと思ったのだ。
インプットにも力を入れたいからこの日は本を読むとか映画を観る日にするとか。
今までよりも有効活用できそうなのだ。
メジェド様と一緒に今年こそと悪あがきをしたい。
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