共通の趣味を持つ人とどうやって出会うの?

長年の疑問である。
ただし、自分が共通の趣味を持つ人と出会うための行動を取っていないことがほぼ主な要因であることは自覚している。

しかし、掲題の件についてこの数十年共通の趣味友がいないということは、要するに社交的ではなく、根暗なのである。
友達も自分から作りに行動した試しはない。

幸いなことに、学生時代から仲良くしていただいている友人たちがいるので、新たに友達を作ろうと思いいたることもない。

なんとなく、この場を借りて今まで仲良くしてくれている友達みんなにはお礼を伝えたい。本当にありがとう。
今まで何回も酒の場で記憶をなくし、オートパイロット状態での行動や言動にも寛大でいてくれて、変わらず飲みに誘ってくれたり遊んでくれたり、いつもありがとうございます。

話は逸れたが、そもそも根暗なので自分のコミュニティを広げるような行動を取らないのである。
そうなると当然共通の趣味嗜好を持った人間とも接触する機会が皆無なのである。

さっきから「趣味」と何度も言ってるが、いったいどんな趣味友が欲しいんだって話になる。

まずは音楽。
僕は邦楽をほとんど聴かない。まずこの時点で自分の生活環境圏内に同じような人がいない。
小学校までは聴いてた。家族の影響で車でかかる音楽はジャニーズかはやりの曲かV系であった。家族はミーハーでありつつこだわりもありつつもジャニオタでありつつバンギャというなんともバリエーション豊かな環境で育った。小さいときに流れてて覚えているのは中森明菜、米米、安室ちゃんなど小室哲哉系、バブルガムブラザーズ、ジャニーズなど。
ある時、いきなりモー娘。などがかかるので、とんだミーハー野郎だなと思うこともあるが、ある一定のこだわりや好みがあるため、「あ、ミスチルは聴かないんだ」とか、ビジュアル系が流行っていた時も、「そいういえばGLAYとかルナシーは聴いたことねーな」といった具合である。

そんな環境で育った影響は少なからずあるだろうが、僕は中学に上がって早々にCMで流れてたエミネムの8Mileで一瞬で邦楽文化から離れてしまったのだ。これは培ったミーハー精神が活かされているに違いない。
それまではTOKIOも好きだったし、ポルノも好きだったし、ヒスブルも好きだったし、キンキも嵐も好きだったし、V系も一部好きだった。基本的にジャンルはなんでもござれなのである。

そんな中、あのくそかっこいいCMに関心はすべて持ってかれた。そこから母ちゃんに訊ねる。「ラップとはなんぞ?」
さすがにミーハーな母ちゃん。「ラップちゅうんは、世の中の不平不満を訴えたりするジャンルだね」
おいおい、なんかかっこよくね!?
なんだよ、邦楽の歌詞の意味なんて今まで吟味したこともないけど、内容は無いようであるような無いような。。。

今思い出したけど、小さいときから印象に残っている歌の歌詞は、なんとなく世の中がよくわからんとか自由になりたいとか、そんな感じの歌詞だけは印象に残っている。
あえて何の曲かは書かないけど。

まずはアメリカのラップのその直接的な歌詞の内容に心を打たれたのである。まぁ、お金・ドラッグ・女とかだけのしょーもない曲もいっぱいあるけど、やっぱノリで聴くような曲以外もあるのが個人的にハマった要因だと思われる。
あとはやっぱりラップゴッドことエミネムなので、とにかく韻がやべー。
韻がすごすぎて日本のラップに全く興味を持たなくなってしまった。
というのも、持論としては日本語がラップに向いていないというのが、その当時からの持論である。
その持論のせいで余計に邦楽から離れてしまった。
そんなアメリカのHipHopやR&Bにドはまりしている中で、その当時のいわゆる不良グループの友達から、流れで借りた日本のヒップホップを聴いたときにその歌詞で笑ってしまってなおさら邦楽から離れた。
どんな歌詞かっていうと「ブーン!ワッチゴナドゥー!気づいたら最後、背後からバット!」
何かわからないけど、すごく稚拙な歌詞だなって思ってしまって、中学生のくせに「ガキくさ」と思って吹いてしまったのである。
早々にCDは友達に返却。そんなときに友達は自分も音楽の趣味いいだろと言わんばかりに「どうだった?」とニコニコしながら感想を尋ねてくるという銃口を向けてきたので、「カッコヨカッタ‼」と心が全くこもってない返事をしてその場を切り抜けた。

思い返せば、中学校時代は仲のいいメンツで洋楽について語り合えたものだった。
大人になってからだな、共通の趣味を持った人が近くにいないのは。
そう、中学校の友達とは疎遠です。

ほんで、高校入ってからは友達の影響でメタルのジャンルにもハマった。
これもミーハーと言われても仕方ないけど、かっこいいし聴いてる人もたくさんいるんだから反論する奴はとがってるし素直じゃない。
そう、Slipknotである。LinkinParkもこの時ハマったし、ちょうどエモバンドも流行ってて。(割と最近の日本の「エモい」とは違う)
エモ+メタルのスクリーモなんてジャンルも出てきたりしてて、そんな裏ではメタルコアだったりデスコアなどが台頭してきててみたいな時代。

大学入ってからはひたすらメタルコアとHipHopばっか聴いてたなぁ。
HipHopは聴いてる人も多いけど、やっぱなんか好きなアーティストが違ったりしちゃうんだよなぁ。
メタルコアはバンド数がめちゃんこ多くて、たまに聴いてるやつみつけても、張り合うかのようによりコアなバンド上げてきたりして全然わからなかったりする。

そんで最近は、ファンだったメタルコアバンドはちょっとおじさんになってきたり、曲がおとなしくなってきたりして熱は昔より冷めちゃってるけど、引き続き好き。だけどやっぱジャンル的に根暗向けだと思うんだよね。
知り合いには「なんであんなシャウトしながら歌ってるのか意味が分からない」と言われて。まぁ、確かにあんな風に歌わなくてもいいんだけど、感情とかの表現じゃん?なんでわからん?と思ってしまったり。

あと聴いているのは、なんてジャンルなのかわからんが、メタルのジャンルが細分化されたみたいに、他のジャンルもボーダーレスになってきてて、そんな中ハマってるのは、CitymorgueとかSuicideboysとか、ダークで暗いヒップホップ。とくにZillakamiはロック要素もあってマジでどタイプ。

とにかくポップな感じとか恋愛ソングみたいなのは全然聞けないし、邦楽の最近の流行も全くわからんし響かん。別に否定的なわけではないと思うけど、とにかく響かん。猫になったりもしないし、マリーゴールドになったりもできないのである(?)

そんで邦楽聴かないとかいいながらも、JinDoggにはばっちりハマってしまった。しかしやはりアングラ感すごない?
でも、結構いい塩梅で直接的な歌詞なんだよなぁ。

なんか、これも持論だけど、英語で直接的な歌詞ってそこまでおかしくないというか、恥ずかしい感じがあまりなく聴けると思うんだけど、これをいざ日本語にしたときにめちゃくちゃダサくならん?
そうなると日本語ってちょっとおしゃれにしたりとか、ポエミーさをつよくしたりとか、ファンタジーになっちゃったりとか、結局何言ってるかわけわからんくなったりとかしてる印象がある。でもJinDoggは関西弁ってのもあるかもわからんが、かっこいいラップだと思うんですね~。

音楽の話題で長くなってしまった。

他の趣味で言ったら、ほら、映画とか?
映画なんて、俺は自分でも自分の趣味がよくわからん。
大好きなのはボーンシリーズ。マットデイモンの。
基本静かで彼女からは「つまらん、何がいいのかわからん。内容覚えてへん」なんて言われちゃうんだけどさ。
何が良いって、アクションもカーアクションもあるのがいいよね。アクションもしっかり早くて派手さもあるけど地味さもあってリアルな感じ。
だからV6だった岡田君のアクションも良いよね。
そんなわけで、ボーンシリーズは何度見たかわからん。デジタル版も買っていつでも見れるようにしてるくらいだし。

まぁ、好きな映画は別にいいですわ。
何が言いたいかっていうと、映画館で映画見に行く人全然いなくね?
2023年は23本を映画館で鑑賞したんだけど、そんだけ映画館に行く人全然いなくね?みんな家で観る派?
やっぱ映画館で観れるうちは映画館でみたいよね?集中できる度合いも、音質も映像もやっぱ違くない?Dolbyのオープニング好きなんだよね~。
「これが本当の黒」

ゲームも基本一人ゲームしかしないしなぁ。

ほんと、共通の趣味持った友達いないわ。

あ、バスケ仲間はいたわ。
でも、バスケは何かちょっとほら、なんだろ、ねぇ。
音楽とか映画とかドラマとかアイドルとか、そういうのとはちゃうやん?
生活の一部とはちょっと違うというか?

あぁ、文字打つの疲れた。

もし読んでくれている人いたら、時間をもらっちゃって申し訳ないですねぇ。ありがとうございます。

ほな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?