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INFJだった。

巷で流行りの、16personalities。
みんなやっているよ、とか、今世間でめっちゃ人気だよ、とか言われると、なんかやりたくないなと思ってしまう私ですが、こういう性格診断とか自己分析に繋がることはなぜかすごく好きで、16personalitiesをはじめmgramやらなんやら色々手を出している現状。やめられない、笑

実は、16personalitiesを初めてやった時の結果はENFPだった。ENFPからINFJに変わることなんてある!?と自分でも驚きなのだが、今となってはENFPという診断はINFJ特有の擬態性?みたいなものから来ていたんじゃないかと思う。

初めて診断したのは確か高校生の時だったと思うが、その時私はキツめの運動部に所属していて、人付き合いも良好、周りにもENFPの友人が多くて、なんとなくそっち側に流されていたような気がする。その上、落ち込みやすい性格ではあったものの、部活が忙し過ぎて内省する時間もなく、常にストレス強めの状況下でやり切らなければいけないプレッシャーから、感覚が少し麻痺していた。こんな感じの学生生活を中高6年間送った私は、その過程でENFPっぽい鎧をずっと着ていたのだと思う。INFJだと自覚した今では、そうでもしないと部活には耐えられなかったし、学校生活と両立するのも到底無理だったと心底感じる。そしてINFJだったからこそ、(環境に強いられただけだが)ENFPの自分をそつなく演じているように見えたのだろう。

しかし高校を卒業して海外大学に進学したことで、一人で自分と向き合う時間が物理的にも精神的にも急激に増え、それに伴って内省する時間が0から100になる、ということが起きた。その中で、最初は行く必要のない場所まで精神的に落ちてしまったり、必要以上に自分を責めてしまったり、”自分と向き合う”ということをしてこなかった代償を払うことに。それがかなりしんどい作業で、”辛い”という感情すら本物なのか?逃げているだけなのか?と自問自答するような日々が続いた。思い返せばENFP時代にも、こんなようなことがあったが、とにかく学校に行って部活して帰ってくるというのを忙しく繰り返していたため、忙しさからくるストレスだろうぐらいにしか思っていなかった。

”自分と向き合う”を続けて疲弊する中で、自分はなぜ生きるのか?人が生きる意味とは?頑張るとは?自己肯定感とは?など、抽象的な人生論や哲学チックなこと(考えたような気になれるヤツ)を考えるのが好きだということに気づいた。逆に、自分自身への解像度が低過ぎて、それぐらいしか浮かんでくるものがなかったのだ。そんな時、ふともう一度16personalitiesをやってみようと思い、今に至る。

世間的にもENFPは一番幸せな人種という風潮があるし、自分の中でもENFPっていい感じのキャラ、という認識があったので、最初にINFJという結果を見た時はがっかりした、というのが本音。
しかし、解説を読み、Googleで検索をかけまくり、YouTubeで調べまくり、Noteを読みまくった結果、今までENFPに対して抱いていた違和感の多くが解消され、わ、自分、根底にはINFJが流れてるわ、、と思った時の衝撃は今でも強く残っている。

ENFPに対して抱いていた違和感の例としてはじめに思いつくのは、交友関係にまつわるもの。私は、学生時代から知り合いはたくさんいたけど、友達はあまりいなかった。というのも自分の中に知り合い・友人・それ以上の一番大切な人たちという明確な線引きがあり、知り合いを友人認定するまでのハードルが異様に高い。そんな感じで、中高6年間でできた本当の友達は一人しかいないし、外面はみんなに合わせて波風立てないようにやっているけどその後とてつもなく疲弊したり、。女子特有のあの誰々の方が好き・嫌いというのも異常に察知していたし、その輪に入っているようで斜め上から見ているだけ。部活の中ではその場にいないポジションを補い(長女キャラの多い場所では末っ子っぽく振る舞うなど)場の雰囲気を考えるが、知らない人と大人数で集まると全く喋れない etc 挙げればキリがないが、おそらく人当たりも良いし、空気も読める、それ以上でも以下でもなくそこら辺にいる優等生キャラだったと思う。しかし見抜かれていたのか、ある先生には、あなたは雲の上にいるみたいで何を考えているのかわからない、と言われたことがあった。

このように、”自分と向き合う”中で感じた違和感や自分の思考タイプからくる苦しさのようなものの正体がずっと掴めず、これがこれから先一生続くんじゃないか、と不安になったこともあったが、調べまくる性格(INFJに特有?)のおかげでそれはINFJの特性の一部だと知り、少し気持ちが軽くなった。そして、Noteでは私と同じような気持ちを抱えている人がこんなに多くいるのだと知って驚いた。なんせ、#INFJだけ異様に投稿数が多かったもんで。

今となっては、世界に1〜2%しかいないとか言われてしまうとちょっと嬉しくなったりして、INFJへの愛着が強まっていっているが、これからも内省大好きマンとして、自己理解を深めていきたい。自分はHSPだと思ったことはないが、それなりに繊細で、それなりに強いと思っている。だから、これからもINFJ族の人間として、無理せず生きるために生きていきたい!!!

そして、このNoteの中にたくさんのINFJの方がいらっしゃるのはリサーチ済みなのです、仲良くできたらいいな、なんて思っています。




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