ピアノを見つめ直してみた話
こんにちは!コンビニのチーズケーキが美味しすぎて、感動を隠し切れないあみゅーじっくです😊
今回は「ピアノの魅力」についてお話します。
ピアノの魅力を考えたときに何が思い浮かぶでしょうか。
音なのか、奥深さなのか。
たくさんの魅力に溢れた楽器だとは思いますが、 その中でも特に魅力的な部分を2つご紹介します。
※今回はクラシックに限ったお話となってます。
音域の広さ
まず1つはなんといってもこれでしょう。
低い音から高い音まで出せるのは、ピアノだからこその魅力です。
ピアノは「1人オーケストラ」とも言われる、音域に関して敵ナシの楽器なんですね。
1曲の中でも、オーケストラの役割を意識すると音に変化が出て、お客さんを飽きさせない演奏になります。
ここの旋律はヴァイオリン。バスの動きはコントラバス。ここの響きはトランペット。
というように。
大きな流れのところは、指揮者になってオーケストラを引っ張っているつもりで弾く、というのもアリです。
コンチェルトのピアノソロを入れてもいい。
こんなことができるのもピアノだから。
思う存分この魅力を味わい尽くしてほしいなあと思います。
私も最近ピアノをオーケストラと捉えて見つめ直す、というのを繰り返しています。
それぞれの楽器をイメージするだけで、オーケストラの演奏を聴く「聴衆の耳」を持つことができるんですね。
実際にオーケストラの演奏している動画を見てみると、イメージが湧きやすいと思います。
ぜひYouTubeなどで検索してみてくださいね。
昔の音楽家の心内に触れられる
2つ目の魅力。
これはホントに素晴らしい部分だと思います。
それぞれの音楽家によって色彩感が全然違います。その1人1人と、ピアノを通して対話できる。
ピアノから奏でられる音が時代までもを超えていく。ここにピアノの世界のロマンが詰まっているなあと感じます。
それぞれの音楽家について、時代背景や生涯などを調べてみるとさらに奥深さが増します。
革命が起こっている最中かもしれないし、戦後かもしれない。
そして音楽家に尋ねてみてください。
あなたはどこにいてどんな気持ちですか?と。
きっと必ず答えてくれます。
のどかな場所で静かに家族と暮らしている。 恋人と過ごし幸せなハズなのに葛藤中。 郷愁に浸り、哀しみを抱えている。 社会への怒り。
その曲が作られた時代によって様々です。
昔の音楽家たちも今の自分と同じ人間なんだなあと気付かされます。
音楽家のウラを知ったうえで楽譜を開くと、ここの旋律に想いを込めたんだろうなあ、などと深く知ることができるんですね。
この2つ目の魅力に触れた瞬間の、なんとも言えない至極の空間は味わうべきものだと思います。
思わずため息が出てしまいますよ。
以上2つの「ピアノの魅力」。
いかがでしょうか?
どれだけ味わい尽くしても終わりが来ないのが、ピアノです。
知れば知るほど景色が変わる、ホントに素晴らしい楽器です。
いつも当たり前のようにピアノに触れていると、こんなことを考えるのもつい忘れてしまいますよね。
ふとした時に一度立ち止まって、ピアノを見つめ直してみてください。
いつもと違う景色があなたを待っていますよ。
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