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テート美術館展の感想

彼と美術館でデートをした。
お見合い相手の彼だから、これを書いている間は連絡を取っているが、後からどうなるかは分からない。だから記事にすることにもやや抵抗はある。

私としては、この時しかないので、後がどうなろうが、思い出した時に、あの時楽しかったな、と思ってほしい。

相手がよかったら、よくする、とか
なるべく愛情をかけないように様子を見て、とか
よいかどうか分からないから、安く済ませておいて、よかったら大事にするとかじゃなくて。

最初から大事にする。

その上で合わないならそれでいいと思う。

私は彼をラッキーボーイにするべく、フィリピン土産である激ウマバナナチップスをあげた。

私は絵を見ることが好きだが、一人で行くことが多い。

いいなぁ。カップルで美術館デートをして。
どうやったらそういうことが出来るんだろう。
羨ましかった。

しかし、そんな私にも、男性と美術館デートをするというイベントが発生したのだから

いいなぁ、と気になっていることは後々、体験するようになってるのしれないね。

しかも、衝撃的なことに彼も
「うえののそこから はじまり はじまり展」を観ていた。

こんなこと、ある!?かなりマニアックやで。
趣味がかぶって、うれしかった。

そんな面白い彼と一緒に向かったのは、こちら。


素晴らしい作品は沢山あった。
中でも一番はこの作品かなぁ。

私は海が好きだから、この雄大さをずっと眺めていたくなる。

他にも不思議な作品がちらほら。

頭では理解出来ない。

この作品の産みの親であるアーティストのインタビュー動画が流れていた。

彼はもともとは画家だった。
後に、絵以外の作品を作り始めた。

彼は語る。

「私の今までの作品と今回の作品には、共通点がある」

おお。なんだろう。

「長方形だ!」

ずっこけそうになる。

画家なので、長方形のキャンバスの形に馴染みがあり、 また彼が生み出したおニューの作品の形が長方形である事に気付いたらしい。

それを真面目な顔で語っているのだから

人間のすごさや

ブラックボックス具合など

人間の持つ無限の可能性を垣間見たような感覚になる。

私のような常人にはついていけない。

更に彼は続ける。

「私は長年をかけて、長方形を脱した。最近の作品は角が取れて、丸みを帯びてきた」

「ほっとしている(ニコッ)」

彼が面白すぎて、その場で同じ動画を2回観た。
ギャグマンガに出てきそうなアーティストだった。

またブルー一色の不思議な部屋があり

「私達は、一体何を見せられてるんだ」

とやや困惑する。

解説を見て「私達は一体何を見ているのでしょう」という意味合いの文章があり、私達の感想は正しい、と爆笑する。

話が脱線するが、私は最近、福井県にある
とある断食道場のボスが提供しているYouTubeにハマっている。

宇宙や潜在意識やスピリチュアルについての発信をされており

公式LINEを登録したら、有料級のシークレット動画が閲覧出来る。

私もスピリチュアルの学びはしたけど、分かりやすく説明してくれているから、整理が付きやすい。

そのうち行く。


ここには、精神障がい者手帳を取得するまでのうつ病になった人や、摂食障害の人、学校や会社に行けなくなった引きこもりの人もいる。

けれど、自分自身と向き合うことで、そこにきた人が何人も健康的になった実績がある。

私は実際にそこに行って、うつ病を治した人に会った。しかも、2名。すごい。

ぶつかっても胸を貸してくれそうな、かなりパワーのあるボスがリーダーシップを取っている。

そのボスの

「宇宙はフラクタルだから」

という一言が頭に残っている。

頭では腹が立つことがあっても、深いところではお互いに影響し合い、学び合うチームである。

それを深めずに「あんなやつと関わったら波動が落ちる~」と排除するのは、都合のいい嘘っぱちのスピリチュアルなんだろうだ。

このミラーボールの作品を観て

球体が、この世で目に見える自分の肉体

球体の影が、この世で目に見えない潜在意識

壁が無味無臭の現実

壁に映るキラキラ光る光が、自分の意識が作り出す現実

のように見えた。魂の図解のような作品だった。

素晴らしい展示会でした。

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