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【海外インターン2日目】スラム街視察、子供達と交流

2日目の朝。

おはよう。

ホテルの窓から見える風景
朝ごはん
フィリピンの人はワンプレートが好きみたい
バンに乗ってセブンスピリットへ移動
秘密基地みたい

セブ島についての現実や、セブンスピリットの活動内容についてレクチャーを受ける。

本日のメインはこちら。

◯スラム街視察
・イナセワンゴゴミ収集所
・セブ第3港スラムエリア

◯子供達との交流

一口にスラムと言っても特徴がある。
前者は都市部に近く、後者は郊外に位置する。

日本の都市構造と似ている。

基本的には、仕事がある所に人が集まる。

前者は、東京みたいに仕事はあるが、人口が多いため、狭いスペースに人が所狭しと住んでいる。

後者は、地方みたいに仕事は限られるが、比較的広々と暮らしている。

出発前に町並みを散策して、お昼ごはんを食べた。

好きなおかずを2つ選べる
ナイフは凶器にもなり得るからあまり使わないらしい
ほとんどの人がカトリック教
子ども時代のキリストを信仰している

イナセワンゴゴミ収集所

かわいい3人組の女の子がバイオリンを演奏してくれた。

私のコミュニケーション能力はまだまだで、インタビューの時間は、黙って微笑んでいるしかなかった。悔しい。

普段の生活でもそうだけど、自分のコミュニケーションの癖が分かってきて、もっとこう自分から開いていきたいな、と思っている。

地面より高いところは全てゴミ

7年間の間に対策を考えると言われ、もう何十年も経過している。


セブ第3港スラムエリア

なんと、子供達が歓迎してお出迎えしてくれた。

わぁ~!と寄ってきて、にこにこと嬉しげに、手を繋いでくれる。

お父さんとお母さんも忙しくあまり構って貰えないから、遊びたいのだそうだ。

私は、自分の髪や肌や体調に関しての扱いが神経質だ。また肌が弱いので、日焼けするとひどい火傷のようになる。

なので、怪しいと分かっているが、日焼け対策を万全にしていた。

黒づくめの私は、パッと見、「黒っ!」という感じで、

今回同じく参加している白い半袖のTシャツや、パステルカラーのパーカーを颯爽と着ているかわいい女の子達に比べ、子供達から人気がなかった。

当たり前である。私でも私を避けるだろう。

人気の無さがハッキリ分かる。
やや悲しい。そして、申し訳ない。

しかし、仕方ない。

ジェスチャーで友好的な態度を示すのだ、と

あいさつだけは、ニコニコと、明るく手を振り、ハロー、ハローと自分から声をかけていた。

すると、しばらく経ってから

「What's your name?」

と、女の子が声をかけてくれてくれた。

おぉ・・・!

私は感動した。

その子を皮切りに、わらわらと子供達が寄ってきてくれた。

おおお・・・!!!と思っている間にどんどん増える。

目の高さを合わせようとしゃがんだら、前からは抱っこ、後ろからは背中に飛び乗られる、キスされる、ハグされる、手を繋がれる。

あわわわわわわ、もみくちゃになる。

かわいい・・・!

めちゃくちゃ、かわいい。

こんなに真っ直ぐ愛してくれるのか、と衝撃を受けた。

純度100%の愛がストレートにハートに伝わってくる。

私だったら私にこんなに優しくするかな。

初対面でありながら先に心を開いて近寄ってきてくれた子供達が

「違うよ。こっち向いてよ」と、一人にならないように、顔を上げさせてくれたような気がした。

日本に帰って仕事をしていても、思い出したら涙が出る。


子供達との交流

目の前でオーケストラを演奏して頂いた。


こんな事があるのか、というくらい、感動した。

指揮者の人が手を挙げると

眼差しが、スッと一点に集中する。

顔つきが変わる。迫力がある。 

フィリピンの人は集中力を保つ事が苦手らしい。

しかし、楽器を演奏する事によって、集中力が増し、その力が学力向上にも繋がるのだそう。

生まれた環境に左右されずに、音楽で日本に来て、大学にも行って、人生を変えている。

奇跡よね。

彼らは何をするにも全力だった。

ゲームをしても、熱心にルールを教えてくれて、ノーミスでクリアしたら歓声をあげてくれた。

私は自分の真面目すぎる一面が嫌だったが

それは物事を忠実にコピーをする才能にもなったようで

絶対こんなん人前でやらんやろ、という変な動きを完コピし、チームを一位に導き、歓声を浴びた。

楽しかった。

Dreams and more to change the world

夢も書いた。

私は全く英語が出来ないが、発表した。

出来ようが出来なかろうが、どうでもいい。

夢は人前で言うといいんだよ。

口に出して、夢は自分のものじゃないんだと気付いた。

私がWebデザイナーになることで、誰かの幸せな未来を作りたいなと思った。

あなたの体験を聞きたい人がいるよ。

私は自己表現も、編集もどちらもやりたい。

本を出してみたい、と

またふわっと思ったら、チャンスが来たから、これもそのうち。

晩ごはんだよ

カツオの丸焼きがおいしかった。

濃い一日に圧倒され、頭が追い付かないままホテルへ。水分をたっぷりとって、ぐっすり眠った。



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