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着エロアイドルに恋をした話

これは2019年ぐらいの話です。

僕には好きな着エロアイドルがいた。名前は深井●夏だ。

すでに引退してしまったアイドルだが、僕はかつてこれほどまでに自分好みの女がいただろうかと疑問視するほどに好きなビジュアルだった。

当時僕は奈良に住んでいたが、彼女に会いたい一心で上京を決意した。

そして東京で一人暮らしをした僕はすぐに彼女が出演する舞台のチケットを購入した。

その舞台は「獄窓」という名前だ。
その時僕は初めて舞台を見たのだが役者達の演技が素晴らしく、その迫力に驚いた。ストーリーも面白く、あっという間にその世界感に引き込まれた。

彼女は、脇役での出演だったが、DVD越しに見た女の子が目の前にいるということに、かなり緊張したが、生で見る彼女は想像より背が小さくてとても可愛かった。

舞台が終わると、演者とお客さんが少しだけ話す時間が設けられていたが、彼女のファンは僕だけではなく、結構いたので、彼女はそんな人達と写真撮影を行っていたりした。

話しかけたい。。と思ったが、緊張で僕は話しかけられなかった。

はじめての東京都、好きな着エロアイドルが目の前にいるけど、僕はただの田舎者で、美女と絡む機会などなかった。

結局、舞台には行ったけど、自信がない僕は彼女に話しかける事すら出来なかった。

家に帰って途方にくれた。
諦めれない僕は、もう一度同じ舞台を見ようと決意した。

2度目の舞台が終わり、また彼女と話せる時間が来た。

自分を奮い立たせ、僕は彼女に声をかけた。

彼女の目の前に立ち声を投げる。


「あの、、深井●夏さんですよね?」

「はい!そうです!」

彼女は弾けるような笑顔でそう答えた。

素敵な笑顔だった。僕は彼女に握手を求めた。彼女はにっこりと微笑んで握手をしてくれた。その手は小さくて柔らかかった。顔も小さくて肌が綺麗だったし、むっちりとした肉感が素敵だった。

自分がこの舞台を二回見に来たことを伝えると彼女は驚いていた。

しかし、その後すぐに彼女は別のお客さんとの写真撮影に駆り出されて、それ以降彼女と話すチャンスはなかった。

住む世界が違うんだなと僕は悟ってしまい、このまま帰路に着いた。

その後、すぐに彼女は引退を発表した。

僕はこの時ほど神を悪魔だと感じた事はない。

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