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04.目標とフェーズの話

新年度が始まり、新しい年号が決まり、なんだか最近ワクワクしますね。

こんにちは、桜瀬です。
ここ最近、ブログを書くのが楽しみの一つになりつつあります。
私は文章力や語彙力があるわけでもなく、然して身のある話もできませんが、日記帳のように《気付いたこと》《感じたこと》《考えたこと》《実践したこと》《お知らせ》などをツラツラと綴っていくというスタンスでいこうと思っています。
お付き合いいただけたら幸いです。

さて、今回はどちらかと言うと《考えたこと》部類のお話をします。

私は普段から「あれしたいな〜」「これもしたいな〜」「あんなこともやってみたいかも!」と、好奇心だけは人一倍多いせいか、常に【何か】についてアンテナを張ってあります。

毎年お正月には《新年の抱負》なるものを掲げ、新しい年の始まりに何かを期待して、「今年こそ!」と意気込むのです。

でも、ある時ふと気付きました。
私が言っている「アレやりたいコレやりたい」は、今のマンネリ化した現状から抜け出したいがための夢物語なのではないのか、と。

家とお仕事の往復、たまに美味しいモノを食べたりショッピングなんかにも行きますが、それら全てを含めた【今】から抜け出して、何か上を向いていたいだけなのでは?と。

実際に、私がこれまで掲げてきた夢や目標って、何一つ叶っていないんです。(宝クジ当ててやる!今年こそ大きな成果を残してやる!など、身の程知らずの大きな目標を掲げすぎた、ということも然り)

そこで【フェーズ】のはなし。
上に登るときは、必ず階段や坂道を歩きます。
速さは各々だけれど、絶対にそれらを駆使して身体のダルさや嫌悪感、しんどい思いをしながら上に進むのです。

《ダルさ》《嫌悪感》《しんどい》思いは道中ずっと私達を苦しめにかかってきますが、登りきった時にはあら不思議、今度は味方になって最大の武器に変わってくれています。

そんな一般的なプロセスの中にも稀に、たまーにいます。
背中に羽がついていて、その階段を登らずサーッと上に舞い上がっていく人。多分そういう人のことを、その分野の『天才』と呼ぶのだと思います。

私は残念ながらそのような天才ではなく、寧ろ他人の何倍も何十倍も努力してやっと「他」と同等に並べられる程度の人間でしかありません。

だから尚更、目標に向かっていくための階段《フェーズ》が大切なんだとしみじみ悟りました。

【アレ】をするにはまず必要なことは?【コレ】をするために足らないモノは?

今年からは「〇〇したい!」だけではなくて、「〇〇するためには、まず何をするべきなのか」という考え方にシフトしていって、より充実した一年にしたいなぁと、春一番の風を感じたときにふと思いました。

この歳になったからこそ選択肢が広がって、だけどまだやりたいことも不確かで。本当にこの選択は間違っていないだろうか、これで大丈夫なのだろうか、と常にビクビクしているのも事実。

でもきっと、そう思えた時点で《一歩、二歩くらいは前に進めているんだ》と気付きました。

与えられた時間は平等、自分の時間は自分で見つける……だなんて綺麗事は私には言えません。
実際に忙しい毎日を過ごしている人は、自分のやりたいことを犠牲にして「やらなければならない事」に時間を費やしているということを、身を以て実感しているから。
でも考え方一つで、より濃く、より効率よく行うことは可能なのです。


……今日はそんな、ちょっぴり大人なおはなしをしてみました。
忙しくしている中でもキチンと【自分】をもって、メリハリのある人を見るととても憧れます。

「単なる」一歳、を増やしていくのではなく、「実りある」一歳、を重ねていきたいです。

そのために、まず私がしないといけないことは?

おわり。


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