マイホーム諦めたら楽になった

無意識のうちに刷り込まれている価値観がある。
「家族を持ったらいつかはマイホーム」もその一つだ。

結婚→出産→マイホームの購入。
この流れってすごいふっつーに当たり前みたいに感じない？
少なくとも私はそう感じてた。

ローン組むなら早い方がいいよね。
頭金を○年後までに〇〇万円くらいは貯めておきたいよね。

……ちょーーーーっと待ったあああー！！！

そんなお金いつ貯まるんだ？？
贅沢はしなくても、買い物は楽しみたいし、旅行にも行きたいし、帰省もしたい。
自分たちの家のために、他全てを我慢なんてのは無理。

そもそも、家、欲しい？
なんで自分たちの家が欲しいの？
こだわりの間取りにしたい？広い家がいい？家賃が勿体無い？

自分たちだけの家に憧れはある。
散歩をしていると素敵な家ばっかりで羨ましいったらもう。
だけど……なーんかモヤッと。

周りは当たり前のように家を買っている。
けど、ローンって冷静に考えて莫大な借金を生涯かけて返すってことだよね。
60万円の脱毛のローンさえまだ完済してないのに、私にその重責背負えるか？

そしてなかなか重要なのが住む場所。
暮らしの形や働く場所、考え方も価値観すらもたった数年でガラッと変わっちゃうんだから、今一生住み続けたいと思える場所なんて決められるはずがないのだ。

今は毎月きちんと貰えてるお給料も、いつ無くなるかわからない。
正社員じゃなくて、別の働き方でやりたいことができるかもしれない。
そうなったときに、ローンを返済するために生きるのは嫌だなあと思ったのです。

シンプルに、私は根が怠け者なのだ。
もっと気軽に生きたいのよ、私は。
背負うものはなるべく少なく、フワッとすぐどこにでも行けちゃうくらいが心地良い。

ということで、現時点での我が家の結論。
一生賃貸宣言。

って決めちゃったら、すっごい楽になったよ。
漠然と頭金貯めなきゃ！娘が小学校上がるまでに住む場所決めなきゃ！とか思って焦って不安になってたから。
そのときの自分たちに合ったお部屋を探せばいいって、めっちゃ気楽。

賃貸でも持ち家でも、どちらにせよメリデメはあるだろうから、どっちが損得とかじゃなくて、自分たちがどうしたいか。
ってこの基準、何事にも適用できるね、大事。

そんなことを考えていたら、新しいお家に引っ越したくなった。（一回も更新したことないやつ）
やめられない、止まらない、物件探し。
楽しいよねえ〜。

おやすみなさい。