幸せの定量変化
わたしにはパートナーがいる。
出会って一年で暮らし始め、今年で3年目。
今年は、フォトウェディングを撮った。
結婚式をしない代わりに、
遊べる写真を撮りまくろうと、
カメラマンさんにお願いしてふざけ倒した。
(もちろんそれっぽい素敵な写真も撮ってもらった)
「フォトウェディングの最中を友人に撮ってもらうといい」と聞いたので、カメラが趣味の友人に声をかけて撮ってもらった。
友人は今、趣味で映像作品を撮っているので、いつかその友人の話もしたい。
とにかく、フォトウェディングはつつがなく終わり、
最後にはファーストバイト写真で使ったケーキをみんなで食べ、ほんとうに楽しい一日だった。
二週間ほどで、友人から連絡があった。
動画ができたので見て欲しいとのこと。
写真じゃなくてこいつずっと動画撮ってたんか…と若干おどろいたものの、友人の撮る映像は本当にすばらしいので、否が応にも期待は高まる。
帰宅し、パートナーと二人で見た。
最初はほぼ無表情で改札から出る我々。
前半の写真は、顔が硬い。
緊張しているよう。
でも、パートナーの方を見た自分が、
これまでみたことがないくらい、
ものすごい笑顔だった。
自分ってこんな顔で笑うんだ、と
ひとごとのような感想が浮かんだ。
あれっ、
じぶんって、思った以上に幸せなのかも?
150%幸せだと思ってたけど、
もしかしたら300%くらい幸せなのかも?
かたちにして、みえることで
自分の姿が、思った以上にはっきりとみえた。
わたしは、いま、
まちがいなく、しあわせだった。
それが、映像として証明され、
本当に嬉しかった。
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