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赤ズマロン復刻版のレンズ性能や善哉♪

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赤ズマロン復刻版を買ってまもなくベルリン旅行の機会があった。何年ぶりだろうか?その前はLeica R7 にSummicron-R 50mmと Elmarit-R 28mmを持っていった。だからかなり以前のことだ。もう6年以上フィルム撮影はしていない。

今回は赤ズマロン1本だけにした。Elmarit-R 28mmの印象がよかったこともある。買ったばかりのレンズ1っ本だけとは随分無謀なことである。まあそれはともかく、ごぶさたしていた28mmの撮り心地や如何?

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これがなかなか心地よいのだ。いつもは35mmでじゅうぶん広角と感じていたが28mmはけっこう広い。まあ相対的な感想なので21mmとかさらに広角域を常用されている方にとっては28mmはけっこう狭い、のだろうね。

それはともかく復刻版レンズのまあ実に現代的な写りなことか~!♪

オリジナルは使ったことがないので比較して述べることはできないが、さすがライカさま、という写りではある。

といっては抽象的すぎだが、まあシャープでハイコントラストなところは期待していたオールドでクラシックで甘い写りとはことなっていたが、しかしこれはこれで善哉。

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ベルリン中央駅で撮ったものを紹介しているが、この新たに創設された中央駅自体が素晴らしくフォトジェニックなモチーフなので、今回のベルリン行(といってももう半年前のこととなった)では半分以上の撮影はここで行っている。

そしてそれがまた28mmにぴったりの被写体だった。

とはいえこれだけがベルリンではない。

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ポツダマー広場でダイムラービルを撮ったらいかにも28mmらしく歪みがでている。後に気づくのだが、このレンズかなり収差が大きい。しかしそれもレンズ自体の美しさを全否定できるほどのものではない、と書いておこう。

それよりポジテイヴな面を見るのだ。

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カメラが水平ならば歪みは少ない。

また前景から後景まで全部ピントがあうパンフォーカスがこのレンズの得意とするところだ。つうか開放値F5.6ではそんな撮り方しかできまい。

つまり被写界深度が深いのでピントが合いやすい、スナップには最適なのでしょうね。だからそういう使い方をすべき。

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そしてM型ライカはスナップ専門にあるごときカメラゆえ、このレンズが最適である、と断言しておきましょう。

いやそれにしても純正ライカさまレンズとLMM246との相性は実によろしいのであった♪♬


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