初めてのバレエ鑑賞で感じたこと。

先日、努めているリハビリ施設のご利用者さまにバレエ鑑賞のお誘いを受けて、ご利用者様に同行する形で、初めてバレエを鑑賞した。

開演後、途中からの鑑賞だったのだが、最初に見たのはコンテンポラリーバレエの部、その後にクラシックバレエの部と続いた。

コンテンポラリーはクラシックバレエに比べて、引き算の美学を感じた。
装飾や舞台の華やかさは極力控え、最小限の衣装と道具で、抽象的なものを表現しているように見えた。まさにミニマリズムだと思った。
言語化できない感情・フィーリング・感性といったものを体現しているように見えて、とても感動し、鳥肌が立った。

一方で、クラシックバレエは足し算の美学だと感じた。
衣装や舞台装置がとても華やかで、豪華に見える。西洋的な美しさなのだと思った。
ストーリー性が強く、言語化できるものを表現しているように見えた。

コンテンポラリーとクラシックの対比がとても面白い。
コンテンポラリーはどちらかと言うと"禅"的な印象。
クラシックは"西洋"的な印象。

そして、ダンサーの人たちは、皆本気で取り組んでいた。
自分の全く知らなかった世界で日々頑張っている人がいることを認識して、何とも言えない嬉しい感情になった。
本気で取り組む姿勢は感動を生む。

このような貴重な機会を頂けたことに感謝。
自身の仕事も目一杯取り組んでいこう。

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