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[嘘レビュー]P.G.


あらすじ

シルバニアの森に突如現れた謎の光。光の元へ向かった子供たちが見つけたのは奇妙な黒い生き物だった。
子供たちはP.G.と名付けたその生き物をガレージに隠して暫く生活する。しかし、P.G.は家に帰りたいというかのようにすすり泣き、遂に親たちにもバレてしまう。

レビュー

※このレビューにはネタバレが含まれます

迷子になった仔犬が紆余曲折を経て飼い主の元に戻る冒険映画は数あるけれど、「飼い主の元へ帰そう」と迷い犬に協力するサイドの視点で描かれる作品はあまりない!仔犬との交流、子供たちの奮闘と成長を描いた感動の名作です。
クライマックスのP.G.との逃避行は、冷静に考えれば自転車で子供がそんな運転ができるのか?…と思うようなアクションシーンが次々と起こるのですが、その(P.G.の超自然的なチカラが加わっていたとしても)不自然さを感じさせない物語への没入感を感じました。
大人たちにP.G.の存在がバレた時、とっさに「フレンチブル家の隠し子だ!」とごまかした所は、思わずふふっと声が漏れる大人も子供も楽しめる作品です。

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