続・すのこDIY
前回のあらすじ
同僚のすのこDIYを見守ることになったので、すのこを作った(わけがわからないよ)
「すのこ」を見に100均に行って思ったことがある。
なんかスッカスカだな…と。
板の幅と、板同士の間隔に違和感を覚える。
記憶と違う…というかなんというか。
私の知っているすのこはこういうヤツだ。
100均のすのこに物を置くには心許ない。耐荷重も書いていない。
ネットで調べてみても「60〜80kg」と言っている人もいれば「8kg」という人もいる。どうやって支えた時のことかも分からない。不器用な同僚がそんなことを気にしてくれるとは思えない。
作った1週間後ぐらいにガラガラと崩れたら、いいオチはつくかもしれないが。
この不器用な同僚。
数多くの失敗をやらかす度に超絶凹んでいる。同じ失敗を続けてやらかした時が1番落ち込み、次いで手先不器用問題が落ち込み度合いが高い。
棚か何かがガラガラ崩れたりしたら、彼女の気持ちもガラガラ崩れること間違いなしだ。
思うに、彼女はピュアなのだ。
叱られたことを真正面に受けてしまい「悲しい」とストレートに感じる。
上司は「打たれ弱い」と評していたが、成功体験が少ないことから挑戦できなくなっているのではないか。
ある時、自信回復のために極小プロジェクトの責任者を押し付けた。成功するべく超絶お膳立てした、接待というより八百長プロジェクトだ。
流石にやりすぎと同期に言われた。こうまでされないとできないと思われていると逆に落ち込むのではないかと言われた。
しかし、彼女は面白いぐらいにお膳立てには気付かずにプロジェクトをやり遂げたのだ。プロジェクトが終わるとドヤ顔をして、調子に乗りまくっていた。
どピュアである。
当時のことを同期は語る。
「後ろで、余が面白いおもちゃを見つけたすっげぇ悪い顔をしていた」と…
そんなおもちゃ彼女がDIYに挑戦するというのだ。これは成功させてやらねばならないではないか。
すのこの話に戻ろう。
近くの100円均一には、種類が少なかったためネットで調べてみた。
すると逆に隙間のないものが見つかった。
こいつ、すのこの通気性を素材の吸湿性だけでなんとかしようとしてるのか…?ほぼ、見た目が板である。
そういった「すのこ」が登場するのも、DIY用途のためなのだという。
Wikipediaでは「すのこは木材や竹材を一定の間隔で角材の上に直角に打ち付けたもの」と言っており、隙間がどうとかいう話はしていない。
すのことしてではなく、木材として利用するからスカスカでもよくて、隙間がなくてもよい。じゃあ普通に木材でよくね?とか言ってはいけない。
DIY前提なので、加工後に脆くなることも往々にしてあるから耐荷重が書けないのかもしれない。
つまり、DIYをするなら耐荷重計算もDO IT YOURSELFだ。
計算面倒なのでとりあえず小さな棚ぐらいにしてほしい。
とりあえず、極小のすのこを作った。これが前回のすのこDIYである。
小さな棚…スパイスラックを作った。これが本来のすのこDIYである。
あ、でも壁にかけるのも面倒だからやめてほしいなって思う。
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