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今日ときめいた旅208ー驚きと困惑の旅(シカゴ篇その3)


(ヘッダーはWikipedia から転載)

シカゴ科学産業博物館(Museum of Science and Industry, Chicago )


シカゴ市街に住む三女の案内でシカゴ科学産業博物館に行くことになった。シカゴは娘たちの大学時代に何度も訪れている。初めてアメリカを訪れた時に、上陸したのもシカゴであった。今回はまだ行ったことがなかったシカゴ科学産業博物館にいくことになった。UボートやCoal Mining 石炭採掘などの常設展の他に、今回は007ジェームズ・ボンドシリーズの映画で使われた武器や乗り物の特設展示があった。

常設展 Uボート505

これが潜水艦なのと思うほど大きくて長い。体長76.8m、全幅6.9m
Uボート外観
Uボート内部。この中に乗組員58名が乗り込み、約3ヶ月間任務にあたったそうだ。
その間水がないため風呂にも入らず、歯も磨かない生活だったと説明があった。
搭載されている魚雷

Uボート505は、アメリカ海軍に捕獲されるまでに8隻の船舶を撃沈した。捕獲された時は乗組員58名中死者1名、負傷者数名だけで残りは全員無傷だったそうである。この捕獲は秘密にされ、赤十字社との面会も許可されなかった。ドイツ本国では戦死通知を家族に出したそうだ。その間、連合軍はドイツのエニグマ暗号機を解読し、Uボートを検分しその技術は戦後アメリカのディーゼル潜水艦に取り入れられたそうだ。

戦後Uボートは、ポーツマス海軍基地に放置されて海没処分されることが決まっていたが、捕獲作戦を指揮した提督の働きかけで1954年シカゴ科学産業博物館に寄贈されることになった。その費用に対し、シカゴ市民から多額の寄付が寄せられたという。潜水艦は内部の部品等が取り除かれてしまっていたが、シカゴ産業博物館長はドイツのメーカーにオリジナル部品の代替品を依頼したところ、どの会社も無償で提供したそうである。以下のメッセージとともに、

「この船をドイツの技術が信頼に値する栄誉の証であることを伝えてほしい」

日本との戦争を告げる新聞

007ジェームズ・ボンドの展示展

こんな展示も。初代ボンドから最近のボンドまで。数々の秘密兵器や武器は映画を見た人には懐かしい👍

ダニエル・クレイグのジェームズ・ボンド
車好きにはたまらないクラッシックカー

次はナイアガラの滝を見にカナダ🇨🇦へ。乞うご期待❣️


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