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愛の不時着から始めたnote

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愛の不時着についての俵万智さんの記事「はにかみと思いやりのずらし話法」に触発されて、私もあのような素敵な文が書きたいと投稿を始めました。今は、韓国ドラマの他、自分の体験談や日頃思…
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#今日ときめいた言葉

今日ときめいたタンザニア土産187ーマコンデの木彫り

マコンデの木彫りについて新聞記事が取り上げていた(2024年7月23日付 朝日新聞) 記事によると「マコンデ彫刻」は、タンザニア南部からモザンビークの北部に住むマコンデ族がつくる木彫りの美術品と説明していた。 マコンデなら我が家にもいろいろ置いてあるので、一部をご紹介してみようかと。 下の写真でも分かるように黒檀で作る木彫りである。Dar es Salaamダル・エス・サラーム(かつてはタンザニアの首都であった。現在は内陸部のDodomaドドマに遷都)の街はずれの街道沿い

今日気になった言葉186ー「鼻濁音」が消えていく?

(ヘッダーイラストは「英語びより」より転載) イギリスの「ギ」どう発音しますか? イギ「gi」リス or イギ「ŋi」リス? 同じ「ギ」でも、前者は「濁音」、後者は鼻濁音と言われる音。後者の音は鼻に息が抜ける音なので2本の指で鼻をつかむとよく分かる。 テレビのアナウンサーでも後者で発音する人にほとんど出会わない。鼻濁音は消えゆく音声なのでしょう。でも、私は前者の音を聞くたびに「チッ」と反応してしまう。 語頭のガギグゲゴは濁音だが語中、語末は鼻濁音になる(例外もある

今日衝撃を受けたこと185ー4年ぶりのアメリカ。航空料金がすごく上がっている😱

もう4年もたってしまったのね。今度こそ行けるかな?来月末に行く予定なのだが前例があるだけにちょっと心配。遡ること4年前ー 2020年3月に長女の第四子が生まれるので渡米の準備をしていた。出発は3月21日、換金も済ませていた。そこにコロナ禍による渡航禁止の情報。キャンセルした航空券の代金はこの社会事情ゆえ戻ってきたが、長女は予定が狂って、上の子供3人の預け先やらコロナ禍の中での出産に相当神経がまいっていたようだ。その後、産後うつに苦しんだ(今ではすっかり立ち直ったけど、コロナ

今日ときめいた発見184ー東京オリンピックの残照

これなんだか分かりますか? 東京オリンピック種目の一つ自転車ロードレースのコースであったことを示す表示です。 私の住む町の国道がコースの一部でした。ものの5分もかからずにあっという間に通り過ぎたようですが。 ある日、国だか都だか市だかどこの管轄なのかはよく分かりませんが、国有地に隣接する部分の歩道の拡幅工事が行われたのです。 おそらくこの拡幅工事は、自転車ロードレースを見に集まる人々を想定して施工されたのだろう。あの時期にあのタイミングならそうとしか思えない。たった5

今日ときめいた言葉183ー「人間の知的能力には二つある」(続・老害と言われないために)

(ヘッダーイラストは中外製薬から転載) (2024年7月20日付朝日新聞 「50代からの幸せとは」国立長寿医療研究センター 西田裕紀子氏の言葉)ー後編 上記の記事には続きがあった。それは本人が「結晶性知能」(経験や学習によって後天的に獲得、蓄積される能力であり、年を重ねるほどに成熟していく知能)を発揮していると思っても周りはそう思わず「ウザイ、老害だ」と受け止められるのではないかという心配である。ここではそうならないためのヒントが述べられている。 その心配を和らげてくれ

今日ときめいたもの182ー大昔の「かき氷器」

(ヘッダーはイラストエイトより転載) 娘たちがまだ家にいる頃だから、もう何年前かしら?20うん年前🙂‍↕️ まだ戸棚の奥にあったんだあ🤭今度作ってみよう、かき氷👍 考えることはオットも同じ。2人同時にシロップを買ってきた。しかも同じメーカーのシロップ、種類はもっとあったのに。その上2人ともいちごシロップをチョイスにいれていた。かき氷というとやっぱりいちご🍓が定番なのかな。 追加 「練乳をかける」のコメントに早速買ってきて2度目の氷あずきには練乳をかけていただいた。

今日ときめいた言葉181ー「自分の意思で受け流すのと受け流さざるを得ないのとは違うから、、、。」

(ヘッダーは「気ままに自営」サイトから転載) またまたNHKの朝ドラ「虎に翼」からの言葉である。このドラマから発信される言葉が毎回心に刺さる。 このセリフは以下のような背景があって発せられた。 裁判所で支部長を務める主人公の部下の事務官が町の有力者から言われた言葉(彼の触れられたくない心の傷を逆撫でするように繰り返される言葉)に逆上して暴力行為の挙に出てしまった。それを町の弁護士が穏便に済ますよう話をつけてきたからもう解決したと自慢げに言ったことに対して、主人公は法律や

今日ときめいた言葉180ー「人間の知的能力には二つある」

(ヘッダーイラストは中外製薬から転載) (2024年7月14日付朝日新聞 「50代からの幸せとは」国立長寿医療研究センター 西田裕紀子氏の言葉) 我々は加齢とともに体力、知力の衰えを感じ日々不安になる。よる年波には抗えないと自分を納得させても、70、80、90歳代を過ぎてもすごい活躍をしたり、体力を維持していたりする人がいることを知って落ち込んだりする。自分とは何が違うのか。そんな疑問に答えてくれる記事に出会った。 西田氏の説明によると、我々の知的能力は流動性能力(fl

今日ときめいた言葉179ー「Birthday Card、音がでないよ⁈」

いつもはメロディ付きのBirthday Cardを送る。今回はプリンセス好きの孫娘にポップアップカードを送った。 “Mummy, it won’t work. Where did the button go?” (マミー、鳴らないよ。ボタンはどこにあるの) マミーからは「音の鳴るカードを期待しています」とお叱りを受けてしまった。 そう言えば今まで全て音付きカードだった。アメリカにも音付カードはあるけど日本のものほど良くないらしい。みんな楽しみにしていたのね😮‍💨

今日ときめいた思い出178ーこの私がダイビング? モザンビーク・モルディブ・メキシコ編

<まえがき> そもそもなんで私がダイビングの資格を取らなくてはならなかったか。 それはモザンビークに赴任していたオットが、遊びに来るならダイビングの資格を取ってくるようにと言ってきたことに始まる。 その年は東日本大震災の年で、私は還暦を前に退職した。娘たちは、※ 母の努力で(笑)、全員アメリカの大学を卒業したし、借りた学費ローンも返済した。自分にご褒美のネックレスも買って17年勤めた職場を辞めた(モザンビークに行きたくて辞めたとも言えるかも😝) さあモザンビークに行くぞと

今日ときめいた言葉177ー山小屋の掲示板にあった言葉

誰の言葉なんだろう。あまりに得心がいく言葉なので記録しておこう。 え?もうとっくにご存知でしたか? 俗世間、 つもりちがいの十か条 一、高いつもりで低いのが教養 二、低いつもりで高いのが気位 三、 深いつもりであさいのが知識 四、 あさいつもりで深いのが欲の皮 五 、 厚いつもりでうすいのが人情 六、 うすいつもりで厚いのが面の皮 七、強いつもりで弱いのが根性 八、弱いつもりで強いのが我 九、多いつもりで少ないのは分別 十、少ないつもりで多いのが無駄

今日ときめいた言葉176ー「日本社会を映す匿名とぼかし」

(2024年7月14日付朝日新聞 日曜日に思う「日本社会を映す 匿名とぼかし」 編集委員 宮地ゆう氏の記事から) 日本で取材をしていると「名前はちょっと…」という人が多いことに気づくそうだ。これは外国のメディアも同じように感じているようで、英国のエコノミスト誌アジア支局長(前職はモスクワ特派員)は、 「2021年の総選挙の時、投票所の外で支持政党などを聞いたら半分以上の人が実名を明かさなかった。驚きました」これはロシアと同じくらいの割合だそうだ。 また、シンガポールのス

今日ときめいた言葉175ー「引き際とは、かくも難しい」

    (タイトル写真はClubTから転載) (2024年7月13日付朝日新聞 天声人語から) 「権力を手放す決断には、生き方や哲学、流儀、利害や愛憎など『全人格』が凝縮されるそうだ。日本では、「潔さ」も重要な評価基準だという(『出処進退の研究』塩田潮著)どんな辞めがたい仕事でも現実を直視し、未練なく去るのが理想」だとか。 我々が今まで見てきた数々の事例はどれも見苦しいものばかりだった。権力の座にいるということは、それほど居心地の良いものなのだろう。だからそれを手放すこ

今日ときめいた人々173ー翻弄され生き抜く女性の姿

(写真は福島TRIPより転載。戊辰戦争後の鶴ヶ城。膨大な数の砲弾を撃ち込まれ痛ましい姿に) (2024年7月6日付 朝日新聞 「旅する文学(福島編) 翻弄され生き抜く女性の姿」文芸評論家 斎藤美奈子氏の言葉から) 「福島県は会津の戊辰戦争から福島第一原発事故まで、中央の政治に翻弄されてきたという歴史を反映してか、キレイごとを排した作品、ことに女性作家の傑出した作品が多い」と斎藤氏は書いている。 取り上げられた女性には、宮本百合子、吉野セイ、長沼(高村)智恵子のほか、時代