🍁みじかうた🍁初投稿

「みじかうた」は、要は短歌のこと。
ただ自分のは短歌といえるほどのテイは成してなく、あくまで短い歌として読んでいただければと思い、「みじかうた」としました。

それぞれタイトルは、「白」と「黒」であります。
⬜︎白は、自我のあるもの
◼️黒は、自我のないもの

特に歌人というわけでもなく、煌びやかな実績があるわけでもなく、ただ詠んだだけのもの。
共感いただけたら、嬉しいです。

⬜︎白　〜自我のあるもの〜

1.
天と地の逆転現象起こりたり　陽(よう)が沈みて陰(いん)が昇れり

2.
壮大な峠を越えて感動す　われが山から視られいるとは

3.
幻聴の声をたよりに作品が仕上がる　ヒトの声は聞かずに

4.
したくないならしたくない　最後まで貫けば無から何かが生まれる

5.
考えることから解脱すべし　世の流れは川の流れのようで

6.
死してなお遺したきもの全て捨てたり　これぞ吾のNEW誕生秘話

7.
圧(お)し寄せる人の波を避けていく　障害物は立ち位置変えて

8.
安くなき己が対価に感動す　貯金はたきて高級旅館

9.
牛肉にタレに味噌汁漬物にどれもおいしい白米に気づく

◾️黒　〜自我のないもの〜

10.
目的も持たずひたすら漂って宇宙を浮遊する物はわれ

11.
われは死の淵よりのぼり生まれきてひたすら落ちて故郷に還る

12.
変換キー押して出ないならもういいや　ひらがなのまま投稿しよう

13.
生きるのに胸が苦しい　それだけで充分　余生は茫(ぼう)と過ごすか

14.
何もせずただ思うのみ　一日中布団のなかで過ごす毎日

15.
いいものを食っても仕方ないからな　クーポン使って安く済ますか

16.
腹いてぇトイレにこもり携帯をイジる　他にすることなくて

17.
気付けよと何か訴えかけていて映ってたのか　鏡の誰某(たれそれ)

18.
廃人と見紛うほどに寝て過ごす　間違えてなかったこの方向性