わたしって、

自分について、明け透けに書いてみたい

本当に小さな頃から、ものづくりや絵を描くことが好きだった。
幼稚園では廃材を使っていつも何かを作っていたし、小学校から帰ってくると絵を描いていた。
純粋に好きだった

中学では、少し大人になり見栄の感情が芽生えた。
職業として、収入の安定している、かつものづくりの部類に入る建築士を目指すようになった。
高校へ進み、大学にも無事進学、卒業後は家をつくる建築士になった。

しかし、昨年辞めた。
この数年間、ずっと違和感を抱いていた。
自分がなんのために生きているのか、全くもって分からなくなっていた。

人生に納得して生きていくことは、どれほど難しいことだろう。
会社勤めの時は、人生とはレールの上を走り続けるものだと思って疑わなかった。
でも、その価値観は、一体どこで形作られたのだろう。そんなもの存在しなかったのに。
実際レールなんて無かったし、ただただ広い土地を自分で耕すのが人生だった。

空虚のレールの存在が多くの人に信じられ続け、ほんものだと思われていた世界

そして今25歳でこれを書いている。
一歩先を見て歩き十歩先は見えない日々だけれど、人生に責任を持って生きていられる今。
最近は、私は私に生まれて本当に良かったと、心から思う。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?